新聞拾い読みあれこれ
「まちづくり交付金/1兆円、市町村任せ」(東京新聞)
交付金の40%は道路特定財源のカネが使われている。
・盆踊り会館(秋田県羽後町)・裸婦像2体制作(山形県河北町)・足湯温泉施設(栃木県那須塩原市)・海ウ捕獲場再築(茨城県日立市)・熊本城本丸御殿建設(熊本市)・人工芝サッカー場建設・その他、使途・目的など勝手放題の実態に、ア然と怒り。
「川崎市6万人に誤通知/長寿医療制度、続く混乱」(東京新聞)
保険料は年金からの引き落としのやりくちに反発抗議が集中しているなか、あいかわらずの怠慢作業。これもア然と怒り。
「アタマジラミ、知って防いで」(東京新聞)
アタマジラミが幼い子どもたちの間で蔓延しているとか。
シラミ・ノミ・ダニなど過去のものと思っていたら、なんてこったい。
もっともゴキブリ・ネズミもあいかわらず〔健在〕だっていうからネ。
さらに公金・税金をしつこく食い荒らす官僚・政治家・役人たちのハレンチ・ゴキブリは増殖するばかり! フンコロガシ以下の虫ケラ人種め!
「高齢化……保険料さらに重く」(朝日新聞)
〔7万2000円(2008年度)――8万5000円(2015年度)〕とある。
つましくまじめに暮らしている者たちに、十分な説明・説得もせずに実施した新制度――これを暴政というのだ。
すべての公金・税金の使途を公明正大にしてからの実施なら納得する。
ほとんど〔犯罪〕といえる乱費・濫費を隠蔽し、放置しての強行実施を黙認している選挙民たち――この愚民の群れをダレが作った?
「夢の橋・地方財政に重荷/瀬戸大橋開通20年」(朝日新聞)
1兆円という巨額を道路特定財源から投入しての瀬戸大橋――夢の橋の巨額借金は通行料ではとうていカバーできず、毎年度、国と自治体が「出資」というカタチで800億円を投入している。
〔地方〕の熱望で造成した〔夢の橋〕は、返済メドはゼロの借金地獄への「悪夢の橋」ですとさ。
「4野党、巣鴨で訴え」(朝日新聞)
民主・共産・社民・国民新党のメンバーが、「おばあちゃんの原宿――巣鴨」で後期高齢者医療制度の廃止を訴える。
もちろん、「お年寄りをいじめるな」がテーマだ。
でも、選挙民としての自分と、選挙を通じて選ぶ人間と、そしてその人間が所属する政党と、さらに具体化される政策の関連もよく理解できないヒトも多いようだ。
自分の首を自分の手で締めるようなコトをしないでね、おばあちゃん!(&おじいちゃん!)お願いしますよ、ホントに。
「大研究・織田信長 改革と破壊と」(文藝春秋5月号)
サブコピーに「今、日本には信長型リーダーが必要だ」とある。
作家藤沢周平氏の随筆に「信長ぎらい」があって、共感をもって読んだ。
あの信長という男は、専制とジェノサイド(特定の人種・民族などに対し、組織的・計画的に行われる大量殺戮、および生活破壊、集団殺戮)の狂った権化だった。その重大な点をないがしろにして、なにが「信長待望論」かね?
すでに弱者・貧者の切り捨て(大量殺戮)は現実化してるぜ。
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