「社会&芸能・つれづれ愚差」第56回(通算166回)

新聞見出しについてのメモ
 4月18日付・東京・朝日新聞「空自イラク派遣憲法9条違反」
 「派遣先は戦闘地域」「武力行使と一体」という司法判決(名古屋高裁)。
 「常識」を「非常識」が破壊してゆく昨今の風潮の中でのエポック!



 4月18日付・朝日新聞。「アナログ放送終わります」2011年からの地上波デジタルへの移行告知開始。
 どうでもいいけど、バカ騒ぎ、カラ騒ぎ、ガキたちの悪はしゃぎ番組増殖メディアにはうんざりしている。
 「情報メディア」を自称する民放局の現実乖離とデタラメCMの混在――いや、強引なCM群の中に番組がコマ切れで挿入されている異状を放置しているのはどういうわけかね。
 ミートホープという製品偽装・偽称事件があった。
 「質の悪いまぜもの」ばかりの「番組」とは、あのミートホープの製品と同じじゃないのかね?



 4月18日付・東京新聞。「(交通事故などで父親を失った)遺児の母子家庭、収入下降で困窮」。格差社会は差別社会のこと。または弱者見殺しのことをいう。
 「後期高齢者医療制度という国家暴力」(東京新聞4月16日付「本音コラム」斉藤学氏)に同感。いまこそ「年金役人や道路役人の無軌道ぶりを知ったいま、我々にできることはとりあえず政党を交代させることだ」。
 斉藤学氏はさらに言う。「役人が政治家を抱き込めたのは一党支配が続き過ぎたためだ」と。
 いま、生活苦に悲鳴をあげている老人たちの中には、いままで自分が支持してきたヤカラたちが、いま現在、何をしているのかさえ判らない者がいるのだ。
 目を覚ませよ、選挙民たち!



 4月18日付・朝日新聞「声」。「長寿者の診察、医院は大騒ぎ」(滋賀県多賀町/開業医大辻喬夫氏68)「(前略)道路には59兆円ものカネをつぎ込める国が、年間200億円の社会保障費を削るために、このようなむごい制度を作ったのだ。これが、今日ある日本の国を築き上げた功労者に対する扱いか、と老人はしっかり覚えておこう」



※この「後期高齢者医療制度」の発端をつくったのは、いつもニタニタ顔のあのコイズミさんですよ。



08年3月4月、観劇鑑賞メモ
 3月21日。於 三鷹芸能劇場。多摩交流助成事業としての公演。「知覧の特攻隊螢」(原作 中島力・脚本 おおやぎれいこ・演出 井ノ口勤)。
 特攻隊員宿舎の老婆役の白石奈緒美を中心としての朗読劇。
 「戦争をしたがる国への回帰」という忌々しい愚かしい風潮が色濃くなる昨今、このテーマ&メッセージ、そしてその真摯な制作姿勢に好感。ベテラン白石奈緒美の演技力ありて。



 4月12日。於 練馬区江古田・高寿司。「寄席江古田亭第1回」。全日本社会人落語協会主催というカマエ。
 アマチュアながらもキャリア40年余りというお三人に、プロのむかし家今松の出演。(制作 青木英明)
 アマ3人組のまじめな高座には好感。すでに40年余りも……というキャリアとか。演劇の舞台のように客観視する〔演出〕などのない〔独演の芸〕の可能性と限界と……をあらためて思う。



予定。4月22日〜30日。於 新宿紀伊国屋ホール。
小沢昭一歌のステージ「唄って語って僕のハーモニカ」
これはもう……快く楽しいにきまってイル。



予定。4月24日。於 池袋演芸場。初音家左橋の落語。左橋のキャラ佳し。なんとかスケジュール調整して……と思うけど。



予定。4月30日。於 両国シアターX。北村和夫追善公演。
朗読劇「女の一生」(原作 森本薫)出演 淡島千景・白石奈緒美・真船道朗他。白石さんのご案内。真船氏は「小沢不二夫演劇道場」以来の知己。参上する予定。



予定。5月8日。於 国立演劇場。大演芸まつり。講談協会。一龍斎貞水・田辺一鶴ほか。講談ワールド。



予定。5月11日〜24日。於 国立劇場。前進座公演。
「怒る富士」(原作 新田次郎・脚色 田島栄・演出 十島英明)
「矢の会」もあり。期待して――。

— posted by 本庄慧一郎 at 01:10 pm  

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