毎回、この本庄慧一郎の「社会&芸能・つれづれ愚差」に訪問して下さっている皆さんに、心をこめて残暑お見舞い申しあげます。
このHPは2002年1月1日にスタートして、今回で通算183回になりました。
データによりますと、毎日ン百人の方がアクセスしてくれているようで、感謝にたえません。
ずっとマスコミの仕事(ラジオ・テレビCMなど)この10年余は時代小説や舞台の脚本を書いてきました。
つねに聴取者・視聴者・観客、そして読者という大勢の皆さんを意識しての作業でした。けれどもこのHPでは従来の方々とは異なるさらに広範囲の皆さんと接することになりました。
更新ブログ2割未満/訪問者少なく面倒?
このヘッドラインの文字は、総務省発表のデータを紹介した新聞記事のものです。
つまり、現在、インターネットで公開されている国内のブログ(日記風サイト)のうち、月1回以上内容が更新されるブログは20%に満たないこと。自分の意思を発信したり、コミュニケーションの場としてブログを開設しながら、書きこみをやめてしまう利用者が多いことが浮き彫りになった――「月一回以上(更新)約300万/安定的に普及」と記事にありました。
小生のHPは「週替わり」というキャッチフレーズにあり、それゆえになんとか自分で定めたルールを守ってきました。
ホームページの名のとおり家族の協力で――
レギュラーの小説その他の文章は、長年の習慣で400字詰め原稿用紙にエンピツ書き。それをワイフがワープロ〔清書〕しています。
当HPは、同様の生原稿を長女がパソコン処理して入力。
HPそのものの設計・デザイン・加工は長男(デザイン事務所「Well Design」――エディトリアルデザイン、イラスト、グラフィックデザイン、Webデザイン、Flashアニメーション、音楽教材制作等)が協力してくれています。
ということは、家族の協力があって、ということになるのでしょうか。
勝手なコトを書いていますが――
予想以上に多く(広い範囲の)方々が「訪問」して下さって、そのデータを見るたびにうれしく、感謝しています。
もちろん、それぞれに意見・異見はあろうかと思いますが、訪問して下さる皆さんの数が減ることもなく、どんどん増加していることは、なによりもうれしいです。
じかにお話したりお目にかかったことはなくとも――
かつて、仕事でご一緒した人などに、いきなり「季節のお見舞い」というカタチでお手紙やお電話をよく差しあげます。
皆さん、たいてい大歓迎してくれます。
そして「HP毎回見ているよ!」というご返事も頂きます。もうひとつ「小説、読んでいるよ!」という言葉につい図にのってあれこれお喋りしてしまいます。
40年前に勤務した会社の経営スタッフとの再会
いまの職業欄は「作家・脚本家」です。
その前段階は「放送作家」でした。そのあと「コピーライター」として長く働きました。東京新聞「わが街わが友」にも書きましたが。この6月、銀座にあったD企画という広告代理店――S社長は亡くなられて、いまも矍鑠(かくしゃく)たる副社長だったHS氏を中心に、当時の主要メンバーで定期的に開催されている昼食会にお招きをうけ、大変にハッピーで楽しい思いをしました。
40年も前に3年ほどコピーライターとして勤めた者を記憶していて歓待して下さる――こんなことはザラにありませんよ。この温情に心から感謝しました。
HSさん、Kさん、Nさん、Sさん、Mさん(当日都合で欠席なさったHMさんとは電話でお話しましたが)……、同席した素敵なゲストのレディお二人……あらためて御礼を申しあげます。
プラスのこと マイナスのこと
「タナからぼたもち」という俚諺があります。イミは「まるであり得なコト」でしょう。
小生はいつも、「可能性という名の畑」を心してこまめに耕しています。そして、「心ある人」に対して、ていねいなプレゼンテーションをします。
A級、一流といわれている方々は、たいていきちんとリアクションがあります。
このHPでも何度か書きましたが、小生が芸能界で畏敬する方々――桂小金治さん・小沢昭一さん・熊倉一雄さんといった方々は、いつ、いかなる時もジェントルです。
でも、人気者といわれる連中でも「失礼・無礼」が衣裳をまとっているような者がワンサといますね。つまり、ヒトリヨガリ、ザッパク、ドンカン……とんでもないヒトがいます。
いえ、フツーの人の中にも「まじめ・人は良さそう」でも、じつは心根が病んでいたり、曲がっていたり、すでに腐っていたりする者もワンサといます。
そんな者にかかわると、ロクなことがありません。
とにかく、日頃から「可能性という畑を耕す」「心をこめてタネをまく」――きっとうれしい芽が出ます。そしたら、ていねいに育てます。
政治や社会にとんでもない狂いがあろうとも、やはり一度こっきりの自分の人生――なんとかナンセンスなロスを排除して、納得できるものに仕上げたいじゃないですか。
これからもどぞよろしく
あらためて申しあげます。
毎回、このHPを訪問して下さっている皆さん、心からどうもありがとうと申しあげます。
皆さんのこれからの毎日が、快く心楽しいエピソードで彩られますように祈っております。
オリンピックは――ひたすら「勝ち進むこと」を目標とする。
人生は――おのれのペースを守って、「Never give up」とつぶやきながら、自分らしく歩き続けることに本義がある。
とりわけ、高齢者の皆さん、そして明日をめざして生きる若者諸君、がんばって下さい。
08年8月22日 / 爽秋を待ちながら――本庄慧一郎