本庄慧一郎のひとり合点メモランダム
ヨレヨレで、ウロウロの麻生ソーリが、小泉サンをあらためて「変人奇人」とコキおろした。それで小泉サンが「怒るより笑っちゃうね」と突っぱねた。コチトラ、思わず呟いたね。
「目クソ鼻クソがケンカしてらぁ。お前さんたち、ヒマ人クラブのメンバーかい?」
1月24日の朝日新聞をひっくり返す。
「今の日本の首相にしたい戦国武将は?」というアンケート記事があった。サンプル数は9344人だというけどもサ。
第1位が「織田信長」だってさ。回答者はいったいどんなヒトなのかね。
あの男、まぎれもなくジェノサイト――つまり、大量虐殺者だろ。もっと言えば「組織的・計画的に行われる大量殺りくのこと」だ。
そりゃあ、少しはいいコトもやっているけど(楽市楽座などで経済の自由化を促したりとか)でも、気に入らぬ者は、テッテイして殺したのダ。
作家藤沢周平氏は書いているよ。
「嫌いになった理由はたくさんあるけれども、それをいちいち書く必要もなく、信長が行った殺りくひとつあげれば足りるように思う」(「信長ぎらい」文春文庫)
小泉サンをはじめ「オレは織田信長」と気取るヤカラは多いが、とんでもない。あの信長のジェノサイトを容認する奴は許せないぜ。
「東京五輪招致」躍起になっているイシハラ氏。
支持賛成70%だって?どうしてそういう数字が出るのかい。
いまの社会、先に手当てすることはいくらもあるだろうがさ。
モノには順序というものがある……と書きながら、とてもあのヒトにはついていけないと、肚立ちにまぎれに呟く。
2月13日夜半から14日朝にかけて強風。ナマヌルイ風を春一番というらしい。でも現在、社会を吹き晒している荒っぽい風は、まじめに働く人たちの暮らしを揺さぶり立てている。
春一番どころか、不吉風暴れる……ということだ。
富士山のふもとの青木ヶ原に、自殺者がやたら入り込むとか。
毎年、自殺者3万人あまり。公平とか平等とか関係のない狂った社会よ。
ハドソン川に不時着する旅客機あれば、住宅地に突っ込み炎上するヒコーキあり。
アソー内閣は空中分解しそうだね。どいつもこいつも信用できねぇ!
「かんぽの宿」の件のうさん臭さ。いや、自民政権下のあれもこれも、みんなうさん臭い。
胡乱――うろん。奇怪――きっかい。騙る――たばかる。欺瞞――ぎまん。謀る――はかる。
紳士づらした大山師がウロウロしている役人と役人OB界。
生命保険国内は大手8社の業績さらに悪化。
TVCMのしつこいことと言ったら。
クルマ・電気・不動産・そして百貨店……みんなガタガタ。
TVCMの放送料で食ってるテレビ局もオタオタしている。
でも、たとえば、バラエティとクイズといった出演者だけが悪ハシャギしている愚にもつかない番組を、愚にもつかないTVCMでズタズタに〔分断〕している無神経さには……「怒るより笑っちゃうね」
現在のテレビ番組はあれはもう〔欠陥商品〕だぜ。
たまに、少しはマシなドラマを放送するかと思えば、場違いな悪フザケCMでズタズタにする。自称自虐行為は哀れというより他はない。
おごり高ぶった政治屋も企業も経営者も、マスコミを牛耳るヤカラも……アタマを冷やせってぇの。(と、おのれに言い聞かせ、反省ザルになる)
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