昨今の新聞の活字ひろい読みコレクション
・マニフェスト――日本人のカタカナ語好きは、もともと根深い劣等意識のウラガエシだと言ってきた。
ついでに申しあげるなら書き下ろし時代小説(書き下ろしで400字詰め原稿用紙300枚余)に、カタカナ語は一切使用しない。
もっともある作家は、ある江戸時代のある事象を説明するのに、「これは現在で言えば大衆参加のコンテストのようなもの」とか「これは現在で言えば正にパニックである」というようにわざわざカタカナ語で言い替えているが。これぞ〔蛇足〕じゃないの?
現在、政治家たちご愛用の〔マニフェスト――Manifest〕とはドイツ語で意味は宣言書となる。
もともとの単語は、マルクス・エンゲルスの「共産党宣言」で広く一般に知られるようになったとか。(「外来語の語源」角川書店)
もちろん、総明なる政治家諸氏はご存じでしょうけどネ。
・〔天下り・渡り〕の駆け込み役人の動静――独立行政法人とやらに高給で天下り、または渡り歩く役人OBのリストを見た。月給100万円でもちろん多額な退職金をかっさらう〔公金ドロボー〕たちの図々しさにはウンザリする。
ハレンチ・はれんち・破廉恥。ひたすら、欲呆け役人OBたちの人生に・・・・・・同情とケイベツを叩きつける!
♪ 恥を忘れた公人は、地獄の穴に捨てましょか〜
・「親の年収・進学率左右。大学・年収1200万円以上で62%、200万円未満で28%」――教育の機会均等?現今の政治家どものデタラメさが原因する〔格差−差別〕は拡大するばかりだぜ!
・「国管理の22空港赤字/黒字4空港のみ」――
それにしても、アサハカでデタラメな事業計画だネ。
まったくもって、いいかげんとムセキニンの象徴だね、これは!
・「団地に突然エスカルゴ――まずくて臭く、食えない」――
ン10年間も政権担当してきた連中が、野党のマニフェストをしたり顔でケナシていた。
おまえさんたちの言ってるコトを〔噴飯もの〕と言うんだぜ。
つまり、あまりのバカバカしさに、食べかけていたメシを口から吹き出してしまう、ということだ。
ヨサノとか、ホソダとか、カワムラとか・・・・・・のおじさんたちの他党のマニフェストへの見解批判なんて「団地のエスカルゴ」だぜ。
・「世襲議員、あいかわらず続々」――後援会(地盤)、知名度(看板)、資金(カバン)などイヤなことばがある。
コイズミとかイシハラなどとエラソーなこといっていた男たちが、結局はその悪臭フンプンたる悪習慣を踏襲して、まるで恥じるコトがない。
愚かな親父の先導でおのれの人生を強いられたセガレたちは、つまりは〔議員の歳費〕という名の公金、税金でノーノーと暮らしていくということだ。
哀れだなぁ。かわいそうだなぁ。
ちなみに世襲といえば歌舞伎界があるが、それでも学齢前から芸の修行をたっぷりマスターして実技を身につける。それでもやはり、ダメな者は結局・・・・・・事実上消えていくがね。世襲というシキタリに従属する愚かな選挙民がいるというコトが問題だぜ!
・「責任力」だってさ。
長期間、政権の主導権を持ってきた連中が、いまさら「責任力」だって。いままで、そんな自覚がなかったのだね。ヒドイねぇ、まったく。
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