中国の古いコトバにこんなのがあった。
善人は2種類しかない――その1つは〔死んだ人〕で、もう1つは〔まだ生まれていない人〕。
壊し屋が自分の人生を壊してる
―― 一露(本庄慧一郎)
金持ちが貧乏人に自立を解くのはよくあることだが、まず馬鹿げている。その当人は大勢の者をかしずかせ、世話をしてもらい、その与えられた境遇に甘え頼って生きる永らえているからだ。
――イギリスの政治家/チャーチル
富は海の水によく似ている。それを飲めば飲むほど、のどが乾いてくる。
――ドイツ哲学者/ショーペンハウエル
宝石は、たとえ泥土の中に落ちても、依然として宝石だが、ただの石ころは天にのぼっても、やっぱりただの石ころだ。
――イランの詩人/サーディ
「貧困は恥ではない」というコトバを誰でも口にするが、でも誰でもとことんそれを信じていないコトワザである。
――ドイツの劇作家/コッツェブー
金と良心は反比例する。
――ロシアの作家/ゴーリキー
しょせんは――
腐った〔木の根〕では
まっとうな花も咲かない。
実も熟さない。
人間という〔心根〕も同様です。
――本庄慧一郎
政治にたずさわる者たちに「選良」という二文字を当てたのはダレだ?