「社会&芸能・つれづれ愚差」第151回(通算263回)

仕事場はコトバ・ことば・言葉の海です


悲しい遊戯を乗せて地球は廻る

老いぼれた地球の皺に人の巣よ

尺八の音ぞ青竹の死の唄よ

増税の春を死ねない嘆願書

肉あって血あって抱く暖かさ

売春婦あぶれた夜は飢えと寝る

ゴミ箱あさらせるため産みつけやがった神様の畜生

神様よ今日の御飯が足りませぬ

タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう

腹充てる群れに淫らな夢ばかり

死の魚の瞳の底の青き空

屍のいないニュース映画で勇ましい

手と足をもいだ丸太にしてかえし


以上13句/鶴彬(つるあきら)


川柳作家「鶴彬の活動期は、大正十三(1924)年から昭和十二(1937)年までのたった十四年間だった」(「手と足をもいだ丸太にしてかえし」木村哲也編・邑書林刊)より。




一世紀 変わらぬ怒りよ 五七五
―― 一露(本庄慧一郎)

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      書 斎

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 ケイちゃんの目→

— posted by 本庄慧一郎 at 01:20 pm  

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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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