「社会&芸能・つれづれ愚差」第164回(通算276回)

本庄慧一郎2010年風待月・6月の言葉拾い

●金持ちと立派な地位にある役人で、エゴイストでない者はいない。

――ロシアの作家/トルストイ

ハトヤマさん・オザワさん……そしてただしつこくどん欲な天下りと名の付く公金ドロボーたちの跳りょう。



●煮え湯がたちまちタマゴを固くするように、余分な富はその持ち主の心をかたくなにする。

――イギリスの作家/ベルネット

絶対にあの世には持っていけない金を、恥も誇りも外聞もかなぐり捨てて掻き集めるヤカラが後を絶たない。いつも思う。そんなヤカラの家族たちは何を考えているのだとね。



●善人は二人しかいない――ひとりはすでに死んでいる人で、もうひとりはまだ生まれていない人。

――中国の諺言

こちとら、それこそ立派な善人にはなれるシロモノではないが、さりとてテッテイした悪人にもなれないありふれたハンパ者でござんす!



●天才とは、強烈なる忍耐者である。 
――ロシアの作家/トルストイ


劇作家三好十郎氏(1902年〜1958年)を師としてして仰いできた。
2010年6月22日〜7月4日に劇団民藝が三好十郎作「峯の雪」を上演する。即、チケットを求めた。
三好十郎氏は天才であると同時に努力の人であった。
「三好十郎の仕事」(學藝書林全四巻の第三巻)「峯の雪」を読む。
それにつけても当方、気が小さく忍耐力に乏しく、どうにも腰が据わらない。
でも、三好十郎氏の世田谷赤堤の仕事場で原稿執筆のお手伝いをさせてもらって(つまり、じかに三好氏の謦咳―けいがい―に接して)その効力のおかげでなんとか物書き業を続けてこられたと思っている。

この6月2日発行の拙著「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」(東京新聞出版部刊)には、その畏敬する三好十郎氏とのスナップ写真を載せてもらった。
もう一枚、箱根仙石原に旅行した際、小生が撮った三好十郎氏おひとりのスナップ写真がある。本庄慧一郎のおタカラである。



才能とは静けさの中で創造され、性格は世の激流の中で鍛えられる。

――ドイツの詩人・作家/ゲーテ


ああ……はて……さて、ウーン。   本庄慧一郎

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          ケイちゃんの目 ↓

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          まんまるの 顔のお方の まるい墓
      マンガ家 滝田ゆうさん(1932年〜1990年)

— posted by 本庄慧一郎 at 01:22 pm  

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自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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