「社会&芸能・つれづれ愚差」第168回(通算280回)

年収1億円以上と年収400万以下

 企業の役員報酬年収1億円以上の者が公表された。
 公的資金(税金)の導入という支援をうけている企業の役員もゾロゾロいた。
 公金を食い荒らす卑しいだけのアブラムシは政治のフィールドにも企業経営というフィールドにもウヨウヨと増殖している。
 菅新ソーリの消費税アップの問題――年収400万円以下に還付も、とある。
 年収1億円以上VS年収400万円以下のこの構図にも口あんぐりだが、公金ドロボーみたいのがヌケヌケと跳りょうしている現実がとことんイヤだね。

国技というスポーツとギャンブル依存症候群

 今回の角界における野球賭博事件――さまざまな顔とテレビで見参するが、どの顔もどの顔もうさん臭いねぇ。
 そして、各人が口にするコトバもまたどれもこれもどうしょうもなくうさん臭い。
 カネにまつわるスキャンダルでまことしやかに弁明する政治家もイヤというほど見てきたが、その容貌も酷似している。
 心根の腐った人間というのは、どうにもならない――ということは、どうしようもない事実だもんねぇ。

「欲垢煩悩――よくあかぼんのう」という四文字

 ふと気付けば、っこの「欲垢煩悩」という四文字熟語を、今回の拙著「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」でも引用していた。
 現今の政治・社会……そしてそこにうごめくさまざまな人生もまた、この「欲垢煩悩」の四文字でくくれそうでアル。
 そういえば、浄瑠璃「夏祭浪花鑑――なつまつりなにわかがみ」では、登場人物がこの四文字熟語を口にしていたが――。
 新宿に限らないが、盛り場といわれるどこの街の賑わいにも「欲垢煩悩」という異臭がただよっていると思うなぁ。

「賭博は貪欲の子どもであるが、同時に浪費と破綻の両親である」
――イギリスの警句家/コルトン

借金大(怠)国ニッポン

 国としての借金額――約973兆円。1人当り(赤ちゃんをふくむ)の額・約763万円。

 金銭感覚マヒ族ばっかり?個人の家ならとうに破産。一家離散だぜ。

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        ケイちゃんの目 ↓

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       劇団民藝公演 三好十郎作「峯の雪」
     2010年6月30日新宿サザンシアター・ロビー

— posted by 本庄慧一郎 at 11:59 am  

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