この「社会&芸能・つれづれ愚差」を訪問して下さっている皆さんへ「どうもありがとうございます」と、心から謝意を表します。
原則は「週1更新」ということで、(途中、10万人にひとりといわれる確率の難病ギランバレー症候群の罹病で2ヶ月の入院&リハビリ、やむなく休筆があり)とにもかくにも400回になりました。
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「1年52週」ということでワリ算すると(入院2ヶ月がなかったら)ざっと8周年弱。実は「社会・芸能つれづれ愚差」のタイトル以前にもあれこれの連載があるので、とにかく8年という時が過ぎました。
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白状すると小生はとことんのキカイ・オンチで、「文章を書く」と「シャシンを撮る」以外は、人まかせ。初めにこのHPを立ち上げるきっかけを作って下さったK・Kさん。そしてわがムスコやムスメたちのフォローがなかったら「始まらない」ことでした。
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もともとがアナログ人種で、いくつかの「物書き業」(放送作家/コピータイター/時代小説作家/そして脚本家)はソレで通してきました。1998年6月に「2万日ダイアリー」という分厚い日記帳を入手。折にふれて日々の雑感を記入していましたが、このHPをスタートさせるとそっちはオロソカになりました。
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そのダイアリーの頁から滑り落ちたメモの五七五を転載します。ご笑覧を。
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――1997年 秋八句――
短日や無知蒙昧の大臣の眼
生き急ぎ死に急ぐ人よ空(から)の蝉
友が逝く幸せもどき梅もどき
末枯(うらが)れの風の行方よ野良の猫
バイオレンス映画疎まし茶碗酒
淫売婦に見える女ばかり夏果つる
接吻という言葉ありけりちちろ鳴く
喧噪と虚の町捨てていのこずち
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マスコミ業界の人たちとは疎遠になりました。
でも、何人かの方々とは気持のいいおつきあいをさせて頂いています。
たとえば、元TBSのディレクターだった岡本安正さん。ずっとフォトに凝っていらっしゃって、ウデ前は「プロ」。折にふれて小生を撮って下さいます。
今回も、好きな街・阿佐ヶ谷界わいをロケして――感謝しています。
それで「勝手に400回記念」と銘打って、岡本さんに撮って頂いたフォトをのせさせて頂きますので、どうぞヨロシク。
撮影:岡本安正氏(3点)↓
**2000年 春 自宅にて**
**2004年 夏 石神井公園にて**
**2012年 秋 阿佐ヶ谷にて**
ケイちゃんの目 ↓
見上げてごらん 秋の空を