●「ミサイル即時発射」をくり返し、挑発と威嚇にこだわる一国のリーダー。
その世界観・社会観・人生観……どうしようもない精神構造と質の歪みよ。
●「だから憲法改正を」「だから軍隊を」「だからわが国も核武装を」と声を大にして呼応するヤカラがいる。
核を駆使する戦争に「勝者」は存在しない。世界が地球そのものが死滅するぞ。
●4月13日の「淡路島地震」は震度6弱。マグニチュード6.0。
さらに17日の三宅島では震度5強。マグニチュード6.2.
続いて同日午後9時の宮城沖地震は震度5弱。マグニチュード5.8。
それでなくても南海トラフや富士山や箱根周辺の状況の変化と異状――。
●福島の原発施設の事故の修復もほど遠い現在、アベ内閣は経済活性という「美名」のもとに、大企業や財界や一部投資家たちとの「危ないアワおどり」に腐心している。
●「つながろうフクシマ! さよなら原発」の集団意志行動をリードする作家大江健三郎氏。「――なかったことにはさせない」とアピールしている。
心ある者たちのアピールを無視する「反動人種」たちの跳りょうを許してはならない。
●折しも、ボストンマラソン開催地における爆弾テロ事件。
そして、イラン南東部に発生したM7.8の地震。
人災も天災も、まったく関係がない――でいられるわけがない。
●「3・11」とともに、この季節、やはり「1945・3・10」の「東京大空襲の悲劇」を忘れない。
B29大型爆撃機334機が約2000トンの爆撃・焼夷弾を搭載してきて、「無差別爆撃」を敢行した。東京の下町といわれた一帯は全焼破壊。死者推定10万人――。
●一夜にして「10万人」の人間が爆死・焼死」、あるいは、炎に追われて運河などに追いやられ水死したのだ。(参考:「昭和二万日の記録」講談社刊 全19巻のうちその7)
●東京新聞4月3日夕刊文化欄の「一首ものがたり」(担当加古陽治氏)を読む。この回で2回目だ。(月1回の掲載予定)歌人岡野弘彦の1945年4月13日。東京城北部部空襲の日の体験がレポートされている。
その詳述は――
『サイパンとグアムをた(発)ったB29・352機が東京の北部を中心に1万6000発近い爆弾を投下した。一晩で約十七万戸が焼け、約二千五百人が犠牲になった』とある。
●この4月13日の「東京城北大空襲」の記録は……小生、決してわすれない!
その記事中の岡野弘彦氏の短歌。
枕木をかさねし上に
友のむくろつみあげて
火を放たんとする
焼くること
もっともおそき腹部より
ふつふつと脂したたりやまず
すさまじくひと木の桜ふぶくゆえ
身はひえびえと
なりて立ちをり
●67年も前の消しようのない「悪夢の余燼」は、いままた野蛮な人間たちの無思慮と蛮行によって再燃しようとしている。
●JR上中里駅近くに戦時中の不発弾1個が土中に埋まっていることが判明した。
その場所が鉄道線路に近いこともあり、その処理に手こずったという。
たった1個の不発弾処理でもこのありさまだ。
「戦争」という「狂気の場」での爆撃がいかに残酷で非人間的なヤバン行為か、「戦争」の実体験のない者には、とうてい理解できないか!?
●尖閣諸島問題では、中国の航空機や船舶などの行動がエスカレートしていて――刻々伝えられる報道に目が離せない。
にもかかわらず「即時性」をアピールするテレビメディアの……なんともユルイこと。タルイこと。
たとえば、ニュースワイド番組での「世界平和の危機」と「芸能スポーツ」などのふやけた情報をまぜこぜにしての無神経な構成と、現実から乖離(かいり)したアホなCMで重要テーマを分断する雑ぱくさには、ただ呆れ返るばかりだぜ。
戦争をやって、いがみ合っている国のリーダーをリングの上にみな引っ張ってくるんだ。
そしてトランクス1枚の裸で徹底的に(戦いを)やらせるというわけにはいかんかね?
そしてトランクス1枚の裸で徹底的に(戦いを)やらせるというわけにはいかんかね?
――チャールズ・チャップリン
ケイちゃんの目 ↓
ココロのザラザラを治す1万歩ウォーク
今回は国分寺「お鷹の道」の疎水を楽しんだ
今回は国分寺「お鷹の道」の疎水を楽しんだ
**わが家のこでまり**