「社会&芸能・つれづれ愚差」第331回(通算443回)

8月15日のこと

●夏8月。海外旅行も、カルイザワも、ふるさと帰省も関係ない。
 電力のムダ使いをおさえ、熱中症を警戒し、デスクに向かう。
 まじめにつましく暮らすことは健康にイイ。(と信じている)

●人間には「忘れる能力」がある。同時に「記憶する能力」がある。
 しかし、「忘れてはならないこと」をケロリと忘れ、「忘れてもいいこと」にはウジウジこだわるのは愚かしい。

●逆に、「人間として忘れてはならないこと」をさっさと記憶装置から追い出し、エゴと我欲に直結するものだけにしつこくこだわる――これは「人間」にはあるまじき下劣な行為だ。

●健忘症とか認知症とかいうビョーキになったらやむを得ないが、政治家(屋)などがスキャンダル事件をひき起こして、そのウズのさなかで、「証拠インメツ」のために「記憶にございません」などをくり返しているのは、ひたすらハレンチで救いようがなく愚かしい。

●8月15日は、かつて、原爆投下と大空襲と敗戦という惨劇で、日本全土が「死んだ日」で、その事実の「記憶を確認する日」だ。
 だが、このところ「戦後は終わった」ということを声高に言うものがあって、その一方で「現在の日本は戦前に戻った」と危惧する声も高い。

●浅慮や勝手なドグマや偏屈な思い込みをベースに、「もっとも人間として大事で肝要」なことに「忘れたフリ」をし、「偏屈偏狂な思い込み」で暴走するヤカラは許せない。

●それにしても――テレビ娯楽番組の「バカサワギ・バカフザケ・バカグルイ」はひたすら暑くるしい。
 そして、食べる物にこだわってのあれこれのイージーさと品性のなさ!
 もう1つ――AKBナントカふうの女の子たち偏重(幼稚と痴愚だけのロリコン趣味?)のTVCFの、なんとも情けないような安っぽいクオリティよ。(そんなことはどうでもいいか!)

●それにしても――集中豪雨の被害がすさまじい一方、貯水ダムの水量不足。
 いまの世の中、とにかくどれもこれもバランスが悪いねぇ、まったく!

●「人間として忘れてはならないことは石ころになろうとも忘れない。でも、やたら切なく辛いことはなんとか乗り越え、さっさと忘れてシャッキリと生きよう」

●とにもかくにも、「新しくヤルことが、1センチでも理想に近くなればいい」と思ってますけど。

***

南十字星椰子の上に仰ぐといふ夫の帰りのその後を知らず
                          安部亀世子
                          (「昭和の記録/歌集八月十五日」より)


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ケイちゃんの目 ↓


八月の座右の本たち

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わが家の小庭にあったキレイな蝉のむくろ

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:15 pm  

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