●それにしても――
こんなタイトルを書くと、読者の皆さんに「ジジイ、気取ってやがる」なんて言われるかも知れない。
でもネ、これは心身ともに活性化して、人生モロモロ、政治・社会モロモロに対しての判断や対処を狂わせないための必修トレーニングなのでアリマス。あしからずご諒承のほどを。
●それにしても――
「思えば三度目の正直である。三年間で三回目の東京都知事選。石原慎太郎は四選から一年半で都政を投げ出し、猪瀬直樹氏はカネの問題で退場した。都民不在のドタバタ劇は二度とご免だが……(略)」(東京新聞1月23日付「解説」欄より)
しかし、こんなエテガッテな男たちを「選挙」で選んだのは「都民」なのダ!
●それにしても――
顔ぶれは一見華やかだけど、やっぱり「うさん臭い」のがいるな。
ここはやっぱり、「商標偽装」や「なりすまし候補者」を排除して、「正直」と「誠意」ある人間をシビアに選定しなけりゃ……腹のムシがおさまらねぇぜ。
●それにしても――
「人はカネで転ぶ」というが、「都知事をやめたのに右翼に500万円で(略)逮捕Xデー」(週刊文春)とある。徳洲会とやらに関わる政治家はワンサといるはず。しっかり調査検証して、白黒つけてほしいねぇ!
●それにしても――
「都知事の資格なし舛添要一。親族は母介護のウソを許さない」(週刊文春)。
「舛添さんは慰謝料も養育費も不足だ/片山さつき」(週刊新潮)。
かと思えば「持ち馬アトミックサンダーが1億円稼いだ舛添要一の親原発」(週刊新潮)。
なんて……ねぇ!「火のないところに煙は立たず」でしょうが!
●それにしても――
「DNA鑑定の時代。親子って何だろう?/浮気疑う夫ら・一家離散の例」(朝日新聞1月23日付)
人生って、「これでよし!」ということがないのダ。
●それにしても――
「薄型TV、国内出荷16.7パーセント減」(朝日新聞1月23日付)のフォローの文章は「3年連続減」で、「2010年の2500万台をピークに、たった3年で5分の1まで減った」とある。
仕様がねぇとしか言いようがないぜ。だって、現在のテレビのゴールデンタイムとやらの、ほとんどの番組のあざとらしさ、エゲツなさ……バラエティ?クイズ?食べ歩き旅?そして、エテガッテで「共感」のカケラもないコマ切れCMで分断されるドラマ?
そりゃ、「これは」という番組もタマにはあっても、なにも現在の受像機を買い替える必要もないもンね。
●それにしても―
すでに、テレビ受像機という商品を、いわゆる「白モノ家電――洗濯機、冷蔵庫など」と種別統合したというが、とにかく番組というソースが劣化しているし……今後もクオリティ向上なんて望めないものね。
●それにしても――
「養護施設ドラマ/放送中止騒動のウラ事情」(週刊文春他)などのモンダイは現在の民放テレビ局の質低下と直結しているコトだね。
それと、「デヴィ夫人、出演者女性をビンタ」とか、ご当人の弁明も妙チキリンだけど、知らん顔のテレビ局もどうにも手におえないね。
●それにしても――
どうやらキリがないので、このへんで……マル!
なんにしても、都知事選、とにもかくにもモアベターを選定する努力を!
PS.
俳優 野中マリ子さん 享年86歳。
俳優 高橋昌也さん 享年83歳。
お二方についてもあれこれの思い出がありますけど。
心からのご冥福をお祈りします。
ケイちゃんの目 ↓
冬の寸景