「社会&芸能・つれづれ愚差」第376回(通算488回)

心根――こころね

●「心根」を広辞苑でひくと「心の底」「本性」とある。
 心の根っこが腐れば、当然のこと、人間そのものが枯れる。

●「ネズミの額」ほどのちっぽけな庭の木も、理由もわからぬままに立ち枯れることがある。

●左右周辺の木々に異常がないのに、一本のその木だけがみじめに哀れに枯れ果てるのだ。

●人間社会でも、同じような現象が起こる。
 ジャーナリズムを騒がせる著名な者たちが突然、立ち枯れるのはおおむね「法に背いたカネ」が絡んでのことだ。

●前都知事のイノセ氏も、党首だったワタナベ氏もコロリと立ち枯れた。
 その後、「政務調査費」(?)とやらの使途不明金(つまり横領の疑いあり!)の問題でワケもなく泣き喚いた地方議員とか。
 知人とやらの女性に高額のギャラを支払って、ニヤニヤ顔で弁明する地方議員とか……あれは、素人の目にも「やましい!」と断言できるうさん臭いシロモノだナ。
●ウソといえば、女性議員に対する「女性蔑視ヤジ」――図にのってbad senseのヤジをとばして得意になっていたオヤジ議員どもが、なんとか追求を逃れようと「知らねぇ。言わねぇ」とシラをきっていた問題――仕方なしに白状したものいたけど、まったくカンマ以下のヤカラが「議員センセ」でのさばっているのは……哀しいねぇ。
●とにかく「心根を腐らせて、すでに立ち枯れている」者たちがウロウロ、ワサワサするのを何とかしてくれ!



●たとえば――
 これを機会に「政務調査費」について徹底的に精査してみてくれ。
 現在、うす穢い正体を露呈したヤカラ以外に、欲かきジジイがワンサといると考える。

●手元の分厚い『故事・俗語/ことわざ大辞典』(昭和60年小学館刊)の「嘘」の頁にはざっと60の関連項目があるぜョ。
 「嘘で固めた世の中」
 「嘘を言う者は盗みをする」
 「嘘つきは泥棒のはじまり」

 こんなコトバは「耳タコ」だろうが、でも神さま仏さまは、ちゃんと「人間そっくり」を見ていなさる……なんてコト頼りに生きてるなんてハラが立つ。その怒りがさ……パワーになるのですゾ!

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●ついでに「馬鹿」の関連項目をひく。
 ざっと80項目もある。

●超有名なフレーズは、
 「馬鹿は死ななきゃ治らない」
 これは浪曲師二代目広沢虎造のフシで有名になったが、もともとは江戸時代の滑稽本『六阿弥陀詣』作十返舎一九(1765〜1831)からのコトバというけどネ。
 なんと、この作家先生、200年も前のお方ですぞ。

●それにしても――
 「馬鹿は死ななきゃ治らない」なんて……そんな人間って、哀しいねぇ!


ウソをつく。

●ウソは、頭のいいヤツがつけば、なんとか「正当化することが出来る」かも知れない。
 でも、ウソをつくヤツは、ほとんどがバカなんだよね。
 つまり、とことん賢明な者は、せこいウソなんてつかないってことだよね?


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ケイちゃんの目 ↓

つやつやと色っぽい季節のアイドルたち


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親しい友人に頂いた九十九里浜のハマグリ


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かつて、小田原ではこのプラムが季節のアイドルだった


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寒河江(さくらんぼの産地)の『さくらんぼ囃子』補作詞をしたなぁ。
作詞武田貞夫(市民応募)/補作望田市郎/作曲平尾昌晃/編曲京建輔/歌西崎みどり

— posted by 本庄慧一郎 at 03:06 pm  

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