●「心根」を広辞苑でひくと「心の底」「本性」とある。
心の根っこが腐れば、当然のこと、人間そのものが枯れる。
●「ネズミの額」ほどのちっぽけな庭の木も、理由もわからぬままに立ち枯れることがある。
●左右周辺の木々に異常がないのに、一本のその木だけがみじめに哀れに枯れ果てるのだ。
●人間社会でも、同じような現象が起こる。
ジャーナリズムを騒がせる著名な者たちが突然、立ち枯れるのはおおむね「法に背いたカネ」が絡んでのことだ。
●前都知事のイノセ氏も、党首だったワタナベ氏もコロリと立ち枯れた。
その後、「政務調査費」(?)とやらの使途不明金(つまり横領の疑いあり!)の問題でワケもなく泣き喚いた地方議員とか。
知人とやらの女性に高額のギャラを支払って、ニヤニヤ顔で弁明する地方議員とか……あれは、素人の目にも「やましい!」と断言できるうさん臭いシロモノだナ。
●ウソといえば、女性議員に対する「女性蔑視ヤジ」――図にのってbad senseのヤジをとばして得意になっていたオヤジ議員どもが、なんとか追求を逃れようと「知らねぇ。言わねぇ」とシラをきっていた問題――仕方なしに白状したものいたけど、まったくカンマ以下のヤカラが「議員センセ」でのさばっているのは……哀しいねぇ。
●とにかく「心根を腐らせて、すでに立ち枯れている」者たちがウロウロ、ワサワサするのを何とかしてくれ!
●たとえば――
これを機会に「政務調査費」について徹底的に精査してみてくれ。
現在、うす穢い正体を露呈したヤカラ以外に、欲かきジジイがワンサといると考える。
●手元の分厚い『故事・俗語/ことわざ大辞典』(昭和60年小学館刊)の「嘘」の頁にはざっと60の関連項目があるぜョ。
「嘘で固めた世の中」
「嘘を言う者は盗みをする」
「嘘つきは泥棒のはじまり」
こんなコトバは「耳タコ」だろうが、でも神さま仏さまは、ちゃんと「人間そっくり」を見ていなさる……なんてコト頼りに生きてるなんてハラが立つ。その怒りがさ……パワーになるのですゾ!
●ついでに「馬鹿」の関連項目をひく。
ざっと80項目もある。
●超有名なフレーズは、
「馬鹿は死ななきゃ治らない」
これは浪曲師二代目広沢虎造のフシで有名になったが、もともとは江戸時代の滑稽本『六阿弥陀詣』作十返舎一九(1765〜1831)からのコトバというけどネ。
なんと、この作家先生、200年も前のお方ですぞ。
●それにしても――
「馬鹿は死ななきゃ治らない」なんて……そんな人間って、哀しいねぇ!
ウソをつく。
●ウソは、頭のいいヤツがつけば、なんとか「正当化することが出来る」かも知れない。
でも、ウソをつくヤツは、ほとんどがバカなんだよね。
つまり、とことん賢明な者は、せこいウソなんてつかないってことだよね?
ケイちゃんの目 ↓
つやつやと色っぽい季節のアイドルたち
親しい友人に頂いた九十九里浜のハマグリ
かつて、小田原ではこのプラムが季節のアイドルだった
寒河江(さくらんぼの産地)の『さくらんぼ囃子』補作詞をしたなぁ。
作詞武田貞夫(市民応募)/補作望田市郎/作曲平尾昌晃/編曲京建輔/歌西崎みどり