「社会&芸能・つれづれ愚差」第381回(通算493回)

「泣きおんな」 VS「泣き男」?

●「泣きおんな」とは、不幸のあった家に雇われて泣くのを職業とする女。
 能登の七尾市などでは「一升泣き」「二升泣き」などといった。中国・朝鮮にもある。「泣き婆」「とむらい婆」(広辞苑)

●もっともらしいウソがつけなくて、突如として「号泣した」地方議員(元)がいた。
 「もっともらしいホントのようなこと」をペラペラ喋って、選挙では当選したのだろうが、彼を当選させた選挙民もいるということだ。あの男は「イザというピンチ」では、脳みそが働かなかったのダ。
 この男は、「自分の不幸」に自分で泣き喚いたのダ。

●それでも、あの男の「おかげで」野放し状態だった「政務調査費」なるカネの使用内容が、デタラメなことが続々と暴露されている。
 (あの泣き男はエライ! かなあ?)

●フンプンとした「ウソの臭気を放つヤカラ」たちが、ヒヤ汗流しながら、またはシレッーと涼しいツラして、見当違いのゴタクを並べているねぇ。

●増税増税と、まことしやかな理屈をウダウダ言う一方で、公金・税金をコソ泥みたいに、かすめ取っていくヤカラがウヨウヨしているのダ。

●ワタシの本棚には、畏敬する人のあれこれの本が並んでいるが、モノを書くための資料もいろいろある。

●たとえば、詐欺とパクリとワイロの関係本――

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●ていねいに探せば、他にもイロイロあるはず。
 けれどね、ゲンナリするほど種類のある詐欺パクリの項目や解説の中に、国や地方の議員が公費をチョロマカスなんて具体例はねぇんだよネ。

●「金欲の穴ぼこ」に落ちて「トン死」(?)するヤカラは、最近もいろいろいたけど、この政務調査費で「セコイ私欲」を充たしているヤカラってこれまた、ひとしお卑しくうらさみしいねぇ。

●あの下卑た野次問題同様、この問題もウラ工作でもみ消すのかねぇ。ああ、情けねぇ日本だねぇ。

●「金に生きる男は、死ぬ前に腐りはじめる。つまり、良心の腐敗がはじまるからだ」

――コメルソン/フランスのジャーナリスト



***

●「金欲」といえば、いま江戸時代のワイロを書くので関係資料を引っ張り出した。
 (ココロが腐るほどカネが転がり込んでこないかなぁ〜と、そっと呟く)


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ケイちゃんの目 ↓

誰もいない 西武鉄道・正丸駅
2014年8月2日午後4時



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— posted by 本庄慧一郎 at 11:56 am  

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