「社会&芸能・つれづれ愚差」第415回(通算527回)


「やせ過ぎ女性」と「意地穢い人種」と。

●そういえば――
 フランスあたりのファッシヨンモデルの女性たちの「やせ過ぎ」がモンダイになっているんだってネ。
 「やせ過ぎ」とは、基本的な体力・体質に欠陥が――ということだとか。

●そういえば――
 日本の若い女性たちの「スリム願望」も度を超していて、10代20代で栄養失調などの弊害も出ているという。

●そういえば――
 その一方で、テレビなどの画面に登場する「モノを食う人々」の不作法で居穢いそのサマには、毎度ウンザリさせられている。

●そういえば――
 スキャンダルとしかいえないような、または恥じさらしとしかいえないような個人的ウラ話を、バラエティ番組で公開して、シレッーとしている連中がゾロゾロいるが、このハレンチぶりもひたすら異常だぜ。

●そういえば――
 人間が生きて行くうえでの基本条件――「衣・食・住」を「世間に公開」すること自体が……狂ってるといっていいのダ。

●そういえば――
 いまでも「内戦・内紛」や国情によって、日々の暮らしを脅かされている人々がいる。食糧不足や疾病に命の危機に晒されている子どもたちがいる――。

●そういえば――
 極端にバランスを欠いた航空機が墜落する。同じように船舶もまた沈没する。
 人間の「生活・生き方」のアンバランスも、破綻するね。

●そういえば――
 飽食という名の社会の海で「やせ過ぎ」と「バカ食い」だなんて……ああ、うろうろするクレイジーモンキーたちよ!

●日本国の食糧自給率(カロリーベース食料自給率)は39%。55%は輸入に頼っている? これも異常だね。
 決して健全とはいえない状況である。

●「飽食の中でのゴーマンな粗雑さ」を感じる。いや、その現象を具体的に、日常生活の中でしばじは目(ま)の当たりにする。

●この際、「衣」「住」はおいといて、現在の日本人の「食」に対する姿勢には、とにかく「いいかげんさ」がつきまとっていると思う。


●「食べものを粗末にすると、神さま仏さまのバチがあたる」といった祖母のことばが、いまのぼくの思いの中から消えてはいない。

●人間、日々、供される食べものに対して、決してゴーマンになってはならない。卑しいケモノになり下がってはならない……。


「分不相応」というカードは、
いずれ「醜い堕落」という招待状に急変する。
                    ――本庄慧一郎 
       


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ケイちゃんの目 ↓

おヒマなら、また来てネ
わが家のアイドル

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— posted by 本庄慧一郎 at 04:34 pm  

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