「社会&芸能・つれづれ愚差」第428回(通算540回)


追体験(ついたいけん)
 
●「追体験」――他人の体験をあとからなぞり、自分の体験のようにとらえること。(広辞苑)

●「追体験」という精神的な営みは、人間特有なものだ。
 犬や猿やブタなどの動物には、あまり縁がないことだ。

●たとえば、殺りくと破壊と絶望しかない「戦争」という名の愚行を、再びくり返さないために、まともな人間は歴史を学ぶ。学んできた。
 そこには、賢い「追体験」という思考の営みがある。

●このところ、政治を主導する者たちの「独断」と「暴走」で「安全保障関連法案」が議決されて、「戦争参加」の危惧が一挙に強まった。

●「責任をもつ」という重職にある者の思考の質と内容はまったく信用できない。

●そのうすっぺらで粗雑でエテガッテな思考や思想(と呼べるものか?)たるものは、アタマから信用できないのダ。

●「安全保障関連法案」も、新国立競技場建設問題も……いや、オキナワの基地問題も、すべてに「歴史から学ぶことのない暴走人間が介在している」ということだ。

●「追体験」という思考の営みを欠落させて者たちの跳りょうは、「平和」を、いや、この地球を破滅させる!

●『図書設計』に掲載されたエッセイを数回に亘り、ご紹介してきました。
 今回がラストパートになります。どうぞ、ご高覧のほどを。
 まとめページは、コチラ Link からご覧いただけます。


『図書設計』2014 NO.88より。
本宇宙(20)『物書き業 道中控/仕事と人と本と書斎と』【その2】 Part2/2



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— posted by 本庄慧一郎 at 01:43 pm  

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