「社会&芸能・つれづれ愚差」第443回(通算555回)


石神井・三宝寺池の深呼吸

●そういえば――
 かつては、銀座・赤坂・六本木・青山……そして永田町などが日々の働き場所だった。

●そういえば――
 事務所も仕事場もあったし、クライアント各社もこのあたりに集中していた。

●そういえば――
 マスコミ人らしいツラして、意気がって(そうでもないか!)駆けずり回っていた。でも「こんなコトしているのは、からだによくないのではないかナ」という気持ちがつきまとっていた。
 それかあらぬか、同じ時期、同じフィールドで働いていた仲間がバタバタと病死していった。

●そういえば――
 ずっと長いこと、暮らしの場所は練馬区の石神井と決めていた。自然の池と樹林といくつもの寺や神社……というロケーションがお気に入りだった。

●そういえば――
 納得のいかない政治屋たちの跳梁や、社会の質や動向に不満がたまるので、その「精神の澱(おり――精神のヨゴレ)」も石神井という土地の空気や景観でいやされてきた……と思っている。

●そういえば――
 TVCF制作などとかいう仕事のせいで、何度か海外ロケにも出かけたが、こちとら夫婦はビンボー症。個人的にウキウキ海外旅行に憧れることはない。

●そういえば――
 つい先日、久々に善福寺公園の池をひとめぐりした。
 先にも書いたように、石神井三宝寺池を「わが家の庭」として暮らしてきた者なので、吉祥寺の井の頭の池、武蔵関公園の富士見池などをふくめての「武蔵野風致地区」をこよなく愛して、その「自然の恩恵」を存分に享受しているのダ。

●そういえば――
 吉祥寺の井の頭池は、正直言って俗化したなぁ。
 その点、石神井三宝寺池などはいまだにおっとりしたたたずまいが文句なしにgoodだねぇ。

●そういえば――
 「北半球で、中生代から中新生の化石」といわれていたメタセコイアという植物が、1945年に中国の四川省で発見され、日本にも移植された。
 成長のはやいそのメタセコイアが、三宝寺池のほとりに堂々と生い茂っている。
 その姿を眺めているだけで……ココロが洗われるぞ。

●そういえば――
 メキシコのハゲイトスギは4000年という寿命をもっているとか。オーストラリアのマクロザミアは1万2000年〜1万5000年も生きているとか。
 いま、人間の「心の根っこ」がどうしようもなく、腐りかけているようだ。
 金と欲と浅はかな名誉欲などで、はたまた企業がらみの「利益欲」に冒されての狂奔など(大マンションの土台の杭の問題などや……イロイロ)とにかく情けないことばかり!

●そういえば――
 政治のフィールドの劣化も目に余るし、沖縄辺野古の問題、さらに原発再稼働や増税と公金の浪費の問題、加えて、相変わらずのハレンチな「天下り族」の行動等……さらに南シナ海における米中のアツレキ……などなど。
 国の内も外も不快なことばかりだなぁ。


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ケイちゃんの目 ↓

自然と鳥たちと……


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石神井公園・三宝寺池のメタセコイアの並木


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石神井公園・三宝寺池のカワセミ


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善福寺公園・下池のコサギ


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善福寺公園・下池のゴイサギ


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善福寺公園・下池

— posted by 本庄慧一郎 at 11:59 am  

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