「社会&芸能・つれづれ愚差」第457回(通算569回)


不倫・風鈴・チャップリン

●それにしても――
 現職国会議員の「不倫騒動」だと!
 ついつい、アホなことば遊びをやった。「不倫・風鈴・チャップリン」なんて。
 宮崎とかいう男の「記者会見」同様に、これとことんナンセンス。

●それにしても――
 半世紀以上も「日本語」にこだわってなんとか生活してきた者だから、こういう下らないコトでも言葉にこだわる。
 アレって、「現職国会議員の不倫騒動」かい?

●それにしても――
 彼のやっているコトって「不倫」なんて上等なモノじゃないだろ。
 「不倫」とは「人倫にはずれること。人道にそむくこと」。
 さらに「人倫」とは「(前略)人と人との秩序関係。君臣・父子・夫婦など、上下・長幼などの秩序。転じて人として守るべき道」(広辞苑)である。
 たとえば、近松門左衛門の歌舞伎の「心中もの」でも、いわゆる「道ならぬ恋」は、当事者である男と女は「生きるか死ぬか」の瀬戸際に追い詰められるほどに、それなりに真剣である。この世におさらばするために「心中」を覚悟するのダ。

●それにしても――
 多額の公金を費やしての国会議員のワル遊びは、
 「淫乱国会議員脱線事件」とか「淫行国会議員暴走事件」といえよ。
 同時に、現在のマスコミ連中の「コトバ」に対するいいかげんさにもうんざりする。

●それにしても――
 「淫行恥知らず国会議員」の記者会見の顔や表情や態度の「悲愴ぶり」は、気味悪かった。
 羞恥心とか気後れとか……人間らしい感性はカケラもなく、むしろあんな晴れがましい「記者会見」を体験できたことの快い緊張感に酔い痴れているようにさえ見えて、気味悪かった。

●それにしても――
 アベ内閣の女性閣僚たちの質というのはヒドイね。
 閣僚としての意思伝達のための「言葉の選択」に、決定的・根本的なズレや誤りがあったというだけじゃない。
 「人間」としての「心の根っこ」の問題だろ。
 「多数決」だけのための頭数揃え用のアレコレのド頭の中味はどうなってるんだ?
 呆れ返った女性群の醜態に加えて、参議院議員の丸山和也氏のアメリカ大統領オバマ氏に対しての「ドレイ……(うんぬん)」デタラメ発言もヒドイもんだ!(ド頭を下げて前言取り消しを口走っても頭脳の質は変わらんぜ!)

●それにしても――
 ついでに腹立ちまぎれの戯れ言を!
 「クツずれ・股ずれ・常識ずれ」
 「間抜け・腰抜け・すっぽ抜け」
 「薄馬鹿・ど阿呆・吃度馬鹿」(きっとばか――外貌はいかめしく立派だが、内面の愚かなこと。利口そうに見えるが実は馬鹿)(広辞苑)



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ケイちゃんの目 ↓

きょうも「無垢な命と心……」

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:35 pm  

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