「社会&芸能・つれづれ愚差」第464回(通算576回)

いい笑顔で本気で怒る?

●そういえば――
 俳優竹中直人氏のかくし芸(?)に「笑いながら怒る人」という芸がある。
 機嫌のいい笑顔で、全力で怒りの言葉を口にするという、いわば「瞬間芸」のような芸だが、笑わせる出来であった。

●そういえば――
 「人間としてのハレンチな行為」を記者会見などという正式の場で詫びたり弁明したりする「マスコミ有名人」の情けない姿をいくつも見てきた。
 たとえば――淫行暴走族としかいえない元国会議員ミヤザキ某氏とか、落語の桂文枝氏とか、はたまた最近では乙武洋匡氏とか……。
 彼らの記者会見(マスコミ取材陣)に対する態度――その表情とメッセージには、なんとも形容しがたい「違和」を感じる。

●そういえば――
 いずれのケースも「心からお詫び申しあげます」なのだが、各人、例外なく妙に晴れがましく、正々堂々としていて、ウロウロしたりたじろいだりする気配はないのダ。

●そういえば――
 彼らの仕出かした行為は、間違いなく「世間様に顔向け出来ない愚行」であり、「女房や家族たちに納得してもらえない醜い行い」なのに、その記者会見での態度や表情には「恥ずかしい」のカケラさえもないようにきっぱりとしている。
 つまり、彼らは総じて「記者会見」という晴れがましい会場でおのれの犯した愚行とは関係のない「晴れがましい気分」に悪酔いしているのダと見る。

●そういえば――
 「マスコミ仮面」という言葉をずっと気にしてきた。
 人の子として生まれ出てきた折の与えられた「顔」がある。でもテレビマスコミ業界で有名になった者は、やがて、もう一つ「マスコミ仮面」というマスクを素顔の上に貼り付ける。
 そしてその「マスコミ仮面」を貼り付けた者は、人間としての心根をも狂わせて、言語表現も同時に大きなズレを生じさせるのダ。
 したがって、各種スキャンダル等で「不名誉な記者会見」に臨む際にも、その表情、言語表現、さらに彼らの態度そのものに「大きなズレ」が生じる。

●そういえば――
 あの乙武洋匡氏の「満40歳のお誕生日会」とやらの企画そのものも「各業界の有名人出席者」の顔ぶれも……ひたすら奇妙で気味わるい。
 まるで、「意義あることのための決意表明」に臨む人のような乙武氏の表情などには?マークが数十個並ぶふしぎなモノだった。

●そういえば――
 人間として父母から受け継いだ「顔」に、「マスコミ仮面」を貼り付けたヤカラがやたら喧しく跳りょうする昨今――。
 気味わるいし、恐い!

●そういえば――
 竹中直人氏の「笑いながら怒る人」という芸は、心して演じるものだが、いまや巷にはシンから狂った「マスコミ仮面・ズレボケ人種」がやたら跳梁してるゾ!

●それにしても――
 たとえばのはなしだが、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853年〜1890年)、石川啄木(1886年〜1912年)、太宰治(1909年〜 1948年)らのアーチストたちは、人間的には大きな弱点や欠点を有し、生存時は周囲の者には大変な迷惑をかけ、世話を焼かせた。
 しかし、彼らがアーチストとして遺した作品や業績はとび抜けて大きな評価を遺した。
現在、世間を賑わす者たちは――そのほとんどが「ただの欠陥人間」に過ぎないと断じて間違いないネ。

●それにしても――
 2016年4月現在のところ、移動車の中でずっと顔を伏せっぱなしのキヨハラ氏は、エラソーな顔を見せないからエライ!(?)
 もっとも今後のことはわからないけどネ。



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ケイちゃんの目 ↓

認知症の侵犯もマスコミ仮面病も
断固拒否する男の後頭部(特別公開)

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— posted by 本庄慧一郎 at 11:38 am  

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