●そういえば――
俳優竹中直人氏のかくし芸(?)に「笑いながら怒る人」という芸がある。
機嫌のいい笑顔で、全力で怒りの言葉を口にするという、いわば「瞬間芸」のような芸だが、笑わせる出来であった。
●そういえば――
「人間としてのハレンチな行為」を記者会見などという正式の場で詫びたり弁明したりする「マスコミ有名人」の情けない姿をいくつも見てきた。
たとえば――淫行暴走族としかいえない元国会議員ミヤザキ某氏とか、落語の桂文枝氏とか、はたまた最近では乙武洋匡氏とか……。
彼らの記者会見(マスコミ取材陣)に対する態度――その表情とメッセージには、なんとも形容しがたい「違和」を感じる。
●そういえば――
いずれのケースも「心からお詫び申しあげます」なのだが、各人、例外なく妙に晴れがましく、正々堂々としていて、ウロウロしたりたじろいだりする気配はないのダ。
●そういえば――
彼らの仕出かした行為は、間違いなく「世間様に顔向け出来ない愚行」であり、「女房や家族たちに納得してもらえない醜い行い」なのに、その記者会見での態度や表情には「恥ずかしい」のカケラさえもないようにきっぱりとしている。
つまり、彼らは総じて「記者会見」という晴れがましい会場でおのれの犯した愚行とは関係のない「晴れがましい気分」に悪酔いしているのダと見る。
●そういえば――
「マスコミ仮面」という言葉をずっと気にしてきた。
人の子として生まれ出てきた折の与えられた「顔」がある。でもテレビマスコミ業界で有名になった者は、やがて、もう一つ「マスコミ仮面」というマスクを素顔の上に貼り付ける。
そしてその「マスコミ仮面」を貼り付けた者は、人間としての心根をも狂わせて、言語表現も同時に大きなズレを生じさせるのダ。
したがって、各種スキャンダル等で「不名誉な記者会見」に臨む際にも、その表情、言語表現、さらに彼らの態度そのものに「大きなズレ」が生じる。
●そういえば――
あの乙武洋匡氏の「満40歳のお誕生日会」とやらの企画そのものも「各業界の有名人出席者」の顔ぶれも……ひたすら奇妙で気味わるい。
まるで、「意義あることのための決意表明」に臨む人のような乙武氏の表情などには?マークが数十個並ぶふしぎなモノだった。
●そういえば――
人間として父母から受け継いだ「顔」に、「マスコミ仮面」を貼り付けたヤカラがやたら喧しく跳りょうする昨今――。
気味わるいし、恐い!
●そういえば――
竹中直人氏の「笑いながら怒る人」という芸は、心して演じるものだが、いまや巷にはシンから狂った「マスコミ仮面・ズレボケ人種」がやたら跳梁してるゾ!
●それにしても――
たとえばのはなしだが、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853年〜1890年)、石川啄木(1886年〜1912年)、太宰治(1909年〜 1948年)らのアーチストたちは、人間的には大きな弱点や欠点を有し、生存時は周囲の者には大変な迷惑をかけ、世話を焼かせた。
しかし、彼らがアーチストとして遺した作品や業績はとび抜けて大きな評価を遺した。
現在、世間を賑わす者たちは――そのほとんどが「ただの欠陥人間」に過ぎないと断じて間違いないネ。
●それにしても――
2016年4月現在のところ、移動車の中でずっと顔を伏せっぱなしのキヨハラ氏は、エラソーな顔を見せないからエライ!(?)
もっとも今後のことはわからないけどネ。
ケイちゃんの目 ↓
認知症の侵犯もマスコミ仮面病も
断固拒否する男の後頭部(特別公開)
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