「社会&芸能・つれづれ愚差」第468回(通算580回)


「東京都知事」という椅子

●それにしても――
 とりわけ近年の「東京都知事」という役職に就く者は、いずれのお方も「見かけ倒し」というような方ばかりだね。
 (この際申しあげておきますけど、ここに名をあげる方には、小生は投票しておりません!)
 ……青島幸男・石原慎太郎・猪瀬直樹。そして舛添要一。

●それにしても――
 それぞれのお方は(舛添氏を除く)は、都知事という椅子に座るまで「作家」という肩書の仕事をなさっていた。別の言い方をすれば「知的労働者」である。
 舛添氏は「学究の徒だった」ということになるのか。

●それにしても――
 青島幸男氏とは放送作家として、背中合わせで仕事をしていたが。しかし、親しいお付き合いはない。
 矢崎泰久著『変節の人』という本を読むまでもなく、本庄慧一郎「お近づきになる必要」はまるでなかった。


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「矢崎泰久著 1997年 飛鳥新社刊」


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「斎藤貴男・吉田司著 2009年 洋泉社刊」




 そして、ほぼ同世代の石原慎太郎氏には、あれこれ考えることもなくむしろ(接点)を忌避してきた。
 この人の都知事としての資質や勤務態度にずっとソッポを向いてきた。
 続く猪瀬直樹氏は――五千万円の札束がカバンに納まるかどうかの実演を額にアブラ汗かいてやっていた映像の印象がすべてだ。
 それで舛添要一氏――。オリンピックのポスターやエンブレムなどの件で、盗作問題が表面化し、すでに製作していた印刷物のうち、ペーパーバッグを「もったいないから活用する」と得意げにアピールしたことに、「この人、アタマ大丈夫かい?」とウロタエタのを記憶している。

●それにしても――
 舛添氏の「都の血税乱費問題」――彼の弁明説明もトンチンカンで、やっぱり「この人、アタマ大丈夫かい?」だった。

●それにしても――
 他人のソレを言う資格などないが、都知事の椅子に関わる男たちって、どうしてこうも「品位」「品性」に欠けるのかネ。
 どのお方も、どうしても「成り上がり者」の「成り下がり方」としか言いようがないね。
 (思わず呟く)「ひとの振り見てわが身を正せ!」だろ?

●そういえば――
 「人間の品性・品格」というのは、例外なく「善良」と「良心」に裏打ちされているといえよう。
 「公職」を利用して「私欲や私腹を肥やす」人間の心根は、もともと腐っていたのではないか?

 「人間の品性・品位」といったモノが、スーパーやコンビニで売っていれば、せっせと買い込んで……というワケにはいかねぇか!
 これって(人間の品性・品位)は、やっぱり「自己努力」の結果だなぁ、ご同輩!




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ケイちゃんの目 ↓

「ハラのきれいな鯉のぼりたち」のいる風景

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— posted by 本庄慧一郎 at 12:04 pm  

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