東京大学法学部卒と「ゲスの極み」
●そういえば――
最近の同時多発スキャンダル――東京都知事マスゾエ氏の公金横領疑惑問題に、元野球選手キヨハラ氏の危ないクスリ問題。そして音楽グループ「ゲスの極み」の某とテレビタレントとやらの不倫ごっこ騒動――と、世情は喧しい。
●そういえば――
3番目の男女は、結局は決別したようだ。が、ベッキーとやらの件では、このスキャンダルによるテレビ局やTVCM関係の損害が5億円とか。――そのカネをベッキー本人と所属事務所で弁償することになったらしい。
●そういえば――
かく申す本庄慧一郎は、ある時期かなりムキになって広告制作の仕事――とりわけ、TVCF制作の作業にどっぷりの時代があった。
TVCMの企画・コピーライティング、並行してのCM音楽制作(作詞)等、とにかく積極的に取り組んだ。出演する大物タレント7代目松本幸四郎(初代白鸚)、真野響子さんなどとの契約書作成までも担当した。
当然、CM放送中の「スキャンダル」についての規制、条件などがあった。
「ゲスの極み」&ベッキーの場合のように賠償問題が発生するのは当然だ。
●そういえば――
この白鸚丈や真野響子さんなどの方々は、「品性」も「品位」も申し分ないことは言うまでもないが、芸能マスコミやスポーツ業界でアサハカな人気に浮き足立った者たちの中には、いつのまにか「堕落」という名の穴ぼこに沈んでゆく者はゴロゴロいる。
●そういえば――
かの東京都知事マスゾエ氏問題はますます「解決」とはほど遠いところに陥っている(当然!)が、もし彼が「辞任」ということになると、やむなく「選挙」ということになる。
この費用は膨大で「任期途中放棄」の彼が原因してることになる。ベッキーの場合のように原因当事責任者に、その「費用」を担ってもらう――ということにすべきだ。
●そういえば――
マスゾエ氏はたしか「東京大学法学部卒業」だった。
そんなリッパな経歴をもちながら、うす穢い「公私混同」をヌケヌケとやらかすのは、やはり「堕落したから」と言わざるを得ない。
とにもかくにも遵法精神(方を順守すること)ゼロだなんて、情けない!
――人間やっぱり俗悪な欲にだらしなくからめとられるのだなぁ。
●そういえば――
東京新聞で、上智大学教授中野晃一氏は、マスゾエ氏のスキャンダルにふれながら『石原慎太郎元都知事はこんなものではなかったのに、最後までメディアの追及がなかったことを思い返したりもします』と書いている!
さらに「五輪開催地の選考で、フランスの捜査当局が調べている日本の裏金工作疑惑を英紙が報じました。招致演説で原発事故はアンダー・コントロール(制御されている)と言った最高責任者は安倍晋三首相です。まさか都知事追及でうやむやにする作戦ではないですよね」と、明確に「虚」を突いておられる。
●そういえば――
続発するスキャンダルや事件や不祥事のカゲで、もっと重要な案件をこっそり始末してしまうという卑劣な手段が常套化しているのダ! これこそ「重大なるゲスの極み」である。
●そういえば――
同東京新聞の『本音のコラム』を執筆している文芸評論家斎藤美奈子氏、同じく法政大学教授山口二郎氏。そしてジャーナリスト鎌田慧氏など、頼りになる論客は大勢いらっしゃる。
とにかく「ゲスの極み族」を完全追放しなくては、これからの日本が危ない!
●そういえば――
イギリスの風刺作家といわれるジョナサン・スウィフト(1667〜1754年)先生が遺した言葉がある。(このHPでも何度か紹介したけど)
「一つの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負い込むのかめったに気がつかない。つまり、一つの嘘をとおすためにはさら別の二十の嘘を考えて吹聴せねばならない――ということだ」
イギリスのジョージ・バーナード・ショー(1856〜1951年)は、こういう言葉を遺している。
「嘘つきの受ける罰は、人が信じてくれないということではなく、ほかの誰をも信じられなくなるということである」
つまりは「社会人失格」ということですよね。マスゾエさん?
●そういえば――
同じ「知事」という要職にある、沖縄の翁長知事は「沖縄の基地問題に命をかける」と、毅然としているのに――
東京都知事マスゾエ氏のテイタラク!(ため息もでないネ)「痴痔・痴似・痴飼」と文字を変えたら?