あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露
たわごと・ざれごと・そらとぼけ
●たわごと――
このところ、あの小池さんのフットワークがおもしろいね。
あのマスゾエ氏、イノセ氏、もう一つ前のイシハラ氏なんて方々とは違うフットワークだね。
それ以前の男性どもは、どれもこれも(ミノベ氏はともかく)……インチキ臭かった。
ゴーマンとエテガッテだけのような者もいたけどね。
●ざれごと――
まったく、都知事という役職に就いた者にはロクなのいなかったけど、小池サンは「獅子、身中の虫」というポジションで(失礼な言い方かなぁ?)それゆえにこれまでの、そしてこれからの成り行きが期待(?)できる。(でも都知事選では投票してなかった)
●そらとぼけ――
「獅子、身中の虫」とは、あの「百獣の王」といわれるケモノでさえも、体内にいて内蔵を食い荒らす虫には敵わない――という意味だけどさ。でも小池さんを虫にタトエちゃ、やっぱり失礼だよねぇ。
うっかり手出しの出来なかった都議会のドン……とかさ、前時代的な政治屋たちのようなのをキレイにしてくれるかもネ。
●本庄サンの本棚から――
「偶像――偶像にはみだりに触れてはならない。なぜならニセの金箔が指を汚すから」
――ギュスターヴ・フローベール/フランスの作家(1821年〜1880年)
みさきけいのポケットブック
時はゆっくりと流れる
またかすかに身じろぎをする
金銭欲と権勢欲の
ひたすら醜く荒れ狂う海洋のただ中へ――
ゴーゴーゴーマンへ ゴーゴーゴーマン〜
深実一露 詞句発句
―― 五七五のめもらんだむ ――
―― 五七五のめもらんだむ ――
寒星座 獅子さながらに 吠えてみる
身じまい 欲かきじまい 墓じまい
欲と恥 二股かけて 地獄道
―― 一露
ケイちゃんの目 ↓
生きた化石
春を待つメタセコイア
春を待つメタセコイア