あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露
いい女の甘やかな肌の匂い。
●そういえば――
一時期、文庫書き下ろし時代小説なるモノをせっせと書いた。一冊が400字原稿用紙300枚〜350枚で、かなり重労働だ。
結局、あれこれ50冊ほど書いてから、舞台脚本に移行した――。
●そういえば――
とりわけ「官能もの」を書くのが好きだった。というわけで「いい女の甘やかな肌の匂い」なんてコトにこだわったりして。
●そういえば――
命あるものすべて――そう、人間はもちろん、けものも、樹木も、花や野草も……固有の「匂い」をもっている。
男と女の恋愛なんてモノも、「見た目」もあるだろうが、結局は、お互いのからだの(そして心の)匂いの「快い共通性」じゃないかね。
●そういえば――
ずっと仕事の場だったラジオ、テレビなど、そしてTVCM制作業界のフィールドには、実にさまざまな人間がいた。
優れた資質――文句なしに魅力的な人もいたが、おおむね???のようなエセまがいものや要注意みたいなのがウロウロしてた。
●そういえば――
ボク、気が弱くて神経質で、臆病で、人づきあいが苦手だから(大ウソこけ!と外野の声あり)……あえて「うさん臭いヤツ」には敏感だった(つもり)。
●そういえば――
このところ、ジャーナリズムを賑わしている人物たち――いろいろいるけど。
ボク、とにかく(自称!)「予感がはたらく」のデス。
たとえば、かつての都知事たち――(ミノベさんを除いて)どれもこれも「うさん臭い」と思って嫌っていた。
とりわけ、アオシマ氏、イシハラ氏、イノセ氏、マスゾエ氏なんて……テンから願い下げだったけどね。
●そういえば――
現在進行中の「森友学園問題」――臭気フンプンだろ。
どれもこれも……どいつもこいつも……まったく! ハナが曲がるぜ。
●それにしても――
まだ「表沙汰になっていないヤカラ」だけど、ボクの嗅覚は「こいつとこいつと、そしてこいつ」という不快な「予告信号悪臭」がアピールしてくるのだ。
●それにしても――
政治、社会、そしてテレビ芸能などのフィールドにのさばる「思いきりゴーマン人種」の跳梁――まったく、イヤだねぇ!
自分の出身母胎であるテレビ芸能ギョーカイを悪く言いたくないけど――アレって、どうしようもないよねぇ!
イシハラ氏とその一党や、カゴイケ氏とその同族が「出演する番組?がオモシロイ」なんて、それこそ「うさん臭い時代」だということだろ!
●それにしても――
「俗悪」だなあ。
広辞苑でこの言葉の意味を求めると――
「いやしく劣悪なこと。げびてみにくいこと。『――なテレビ番組』『――に流れ』」
ハハハ。なるほどねぇといまさらのようにうなずいたネ。
●それにしても――
こちとら、生まれも育ちも、まるで恵まれていないので……だからこそ(!)卑しいだの、下品だの、それこそ「俗悪」だのと言われないように、ひたすらフンレイ努力してきた。(つもり!)
深実一露 詞句発句
―― 五七五のめもらんだむ ――
―― 五七五のめもらんだむ ――
冬ざれて 嘘八百の したり顔 ―― 一露
ケイちゃんの目 ↓
文庫書き下ろし時代小説/パート1