あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露
嘘とうそとウソ――日本の政界はタヌキ御殿
●そういえば――
こんな言葉があった。
「いちばん嫌らしいウソは真実に近い虚言だ」――アンドレ・ジッド(フランスの作家/1869〜1951)
●そういえば――
アベ首相&夫人がらみの、腐臭フンプンたる「学園がらみ」問題――うんざりするほどに「ウソ――虚言」が跳りょうしている。
●そういえば――
アベ一党の支持率がガクンと急落しているというが、アベ首相とそのグループが慌てふためいている。
選挙民の皆さんも人のイイ方が多いようで、あのフンプンたる「ウソの臭気」にやっとお気付きになったようで……。
●そういえば――
都議選ですね――根腐れ人間の虚言にはたまただまされないように!
一つの嘘をつく者は、自分がどんな重荷を背負い込むかめったに気づかない。
「一つの嘘を真実らしく押し通すために新しく20の嘘を考えねばならない。そしてその20の嘘をまことしやかに押し通すために、さらに新しい20の嘘を……」
――ジョナサン・スウィフト(アイルランドの作家/1667〜1745)
●そういえば――
嘘つき地獄に行ってから、エンマ様に舌を抜かれるといわれているけど……ホントにそうなるといいなぁ! ハハハ。
●そういえば――
ウソをつく奴の顔を見ていると、(といいつつもテレビ中継などでは)たいてい「目が泳いでいる」……(テレビなのに)異臭フンプンで、人をだますといわれる狐や狸と似たケモノの臭気を感じるぜ。
「あの人も家に帰れば、家族もいるだろうし、親戚もいるだろうし……嘘の皮がはがれた時、恥ずかしさに居たたまれないだろうに……」なんて考えるけど、とことんのハレンチ野郎には、もともと「恥を知る」というまともな思考力や感覚はゼロか。だろうなぁ。
●それにしても――
始末におえないというか、手におえないというか、コンマ以下の人間の言動にうんざりするね。
問題なのは、こういう者たちを選んだ連中がいるということだゼ!
(東京新聞2017年6月23日朝刊より)
(朝日新聞2017年6月23日朝刊より)
ケイちゃんの目 ↓
Scenes of memories
あでやかな季節の蝶々あれこれ
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