あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露
●そういえば――
日野原重明さんが亡くなられた。
105歳。現役の臨床医師として、また、とりわけ現代病といわれるさまざまな疾病にたいして意義のある実績を遺された。
さらに、時代の動向に対して確固たる信念をお持ちで、その視点からのメッセージにも立派な実績を遺された。
●そういえば――
同じ「医師」でありながら「美容整形外科」(と称するのか?)その医院(高須クリニック?)の経営者の男のことを気にしていた。というよりずっと「不快」に思っていた。
そのテレビCM(「高須クリニック」)の前作は自家用ヒコー機で遊ぶ場面を素材にしたものだったが、新作CMでは「ピコ太郎」なる人気タレントとひたすらバカ騒ぎをしているという内容だ。
「図にのったバカ騒ぎ」以外、チリほどの取り柄もない「愚作」だ。
●そういえば――
かつては「ラジオ・テレビCM制作」としてムキになって仕事をしていた時代(1964年〜)がある。
テレビ番組やテレビCMの第一期生といえる連中の中には骨っぽいものが多く、快い緊張感に充ちた業界だった。
言い方を変えれば、民放テレビ局そのものも、ラジオ・テレビCMとは「のっぴきならない関わりがあった」!
広告業界誌『宣伝会議』1978年3月号より
広告業界誌『ブレーン』1978年8月号より
広告業界誌『ブレーン』1979年3月号より
●そういえば――
「テレビCM文化」ともてはやされた時代もあった。
しかしボク(テレビCM制作者だった!)は、「テレビ番組は、料理で言えばステーキそのもの。CMは付け合わせのガロニ――クレソンや人参のようなもの。ステーキよりも付け合わせのサラダがおいしい! と言われるのは異常だぜ と言い張ったものだ。
現在のテレビCMのほとんどは「勝手に喚きほざいている騒音のカケラ」と断言するね。
●それにしても――
「105歳――現役の医者として亡くなられた日野原重明先生」とテレビCMで「現在の自分」の恥さらしをして恥じない高須センセイとやら……あんなCM作ってメディアにのせて、莫大な利益を上げている広告代理店と制作関係者たちよ! オレ、あの業界、離れてよかったよ。
●そういえば――
タイの僧侶ウィラポンとやらの男が、自家用ヒコーキ。高級外車70台を持っていて……というニュースがあった。
この男、「若い女性に性的暴行を……」という嫌疑もあるとか。
まったく、ヘンな人間がいるねぇ!
●それにしても――
政界・官界・実業界……いや、一般社会の男性たちもふくめて、とにかく「劣化」がいちじるしい!
ということもあって、女性たちに期待するのだが――しかし!
「ハゲー!」の豊田真由子議員、秘書とやらの男とタッグで喚く上西小百合議員。
加えて、先行する稲田朋美防衛大臣。
さらに芸能界の松居一代さん――。
どれもこれも、ヘンなのばっかりだねぇ。
●それにしても――
これらの女性群のトンチンカンの言動についてテリー伊藤さんとかの「コメンテーター」とやらがアレコレ言ってる。
これって、やっぱり「目クソ鼻クソを笑う」。
●それにしても――
根腐れを生じた植物は、いずれにしても枯れるよ。
●あらためて、日野原重明さんのご冥福をお祈りいたします。
ケイちゃんの目 ↓
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館山の海のたそがれ
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