「イチロー君のウィークリーショット/それにつけても」第18回(通算730回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロ デユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露


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「爆死か餓死か」から60年あまり――。


●職業としては一貫して「物書き業」だった。
 こまかいことは省くが、とにかく「文筆業」で生活してきた。
 いや、その道しか進めなかった。
 放送作家(ラジオ、テレビ)そしてコピーライター(ガムシャラに働いた)、舞台脚本、時代小説と手当り次第に書いた――現在は電子書籍を書いている。
 しかし、たった一つ、特記したい仕事がある。
 それは、すでに故人になったアートディレクター・デザイナーの友人から依頼されて「挑戦した」仕事だった。
 息をのむような悲惨な写真の「直訳文」を意訳し、レイアウトのスペースに合わせて整理する「唯一・独自の仕事」だった――。

●この仕事だけは――と思って必死になって挑んだ。
 写真は有無をいわさない独自のもので――生硬な直訳分を理解しやすく簡略にまとめた。
 妻や娘たちの協力を得て、関係スタッフからOKを得た――。
 直後、体調をくずして寝込んだ。
 この仕事だけは「物書き業としてのシンボル」として大切にしている。
 「8月15日」――という日とともに決して忘れることのない財産である。

 2019年8月15日(終戦から74年年目の日)しるす。






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『核の20世紀/訴える世界のヒバクシャ
 The Nuclear Century/ Voices of the Hibakusha of the World』 
編:平和博物館を創る会/日本原水爆被害者団体協議会

1997年 平和のアトリエ刊


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『核の20世紀』より/被爆3時間後のヒロシマ









●『核の20世紀』は日本ジャーナリスト会議のJCJ賞に選ばれました。


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(朝日新聞21998年8月6日より)



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(読売新聞21998年8月6日より)











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イラスト:やっぱっぱだいすけ


ニコヤンの目↓
Scenes of memories
野火止――平林寺の夏

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:25 pm  

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