トップエッセイ著作オンライン小説読み語りプロフィール

 
     
闇の匂い花 闇の匂い花 大江戸おんな草子
やみのにおいばな おおえどおんなそうし
本庄慧一郎著

大洋時代文庫 2005年5月刊 定価:660円
ISBN4-8130-7029-9

Amazon詳細ページへ

芝・愛宕権現。年に一度の四万六千日詣の日。
ご利益を求めて女坂の石段を登る喜助とおみつ。
裾から覗く白いふくらはぎや丸い臀に、
後から登る喜助はごくりと唾を呑んだ。
小体な古手屋を営む喜助は、おみつと夫婦の契りを交わしてした。

だが、このおみつに南品川の呉服屋・大和屋の
放蕩息子・有次郎が横恋慕した。
百両の支度金を用意され、有次郎と祝言を挙げたおみつ。
生木を裂くように別れた二人だったが、
一年後愛宕権現で偶然再会し…(女坂男坂より)
書下ろし&オリジナル傑作時代小説集。
(文庫カバー裏より)

目次
第一話 - 濡れそぼる
     
第二話 - 十三夜の月が哭いた
     
第三話 - 坩堝(るつぼ)の花
     
第四話 - 闇ン中の子守唄
     
第五話 - 花筏(はないかだ)
     
第六話 - 無惨の浜
     
第七話 - 女坂 男坂
     

 
[著作一覧に戻る]

Copyright©2004-2008 Mochida Office All rights reserved. This site made in Japan.