チェリーセージの紅い小花と、山吹きの黄色の小花。
そして金木犀の初々しい新芽が新しい季節を告げている。
マンネリで固くなりそうな心に
新しい息づきを与えようぜ!
そして金木犀の初々しい新芽が新しい季節を告げている。
マンネリで固くなりそうな心に
新しい息づきを与えようぜ!
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●「四月の思い出」といえば、
昭和20年4月13日の城北大空襲である。あの「大東亜戦争」と名付けられた「太平洋戦争」――。
広島・長崎の原爆投下の空襲をはじめ、いくつもの残酷な記録は記憶に鮮明だが、
ぼく自身の体験としての「生死に直結する爆撃体験」としての昭和20(1945)年4月13日の大空襲は決して忘れない。
●「卒寿(そつじゅ)九十歳」を超えた現在、その「思い出すことさえ息苦しい不快な記憶」をあえて想起する――。
●桜だ、花見だと騒がしい人々の騒ぎを今年も「遠い風景」として眺めている。