お上の威光に隠れる悪は影同心がぶった斬る!
二枚目臨時廻り同心が勝手御免の悪裁き!
北町奉行所臨時廻り同心・葉暮七之介。
やる事なす事が向こう見ずで奔放、
上役たちに渋面を作らせていたが、仕事はきっちりこなし、
口うるさい与力も一目おく存在だった。
その野放図な気質から、名前を揶揄(やゆ)され陰では〔はぐれ同心〕と呼ばれる一方で、
隠し持った凄腕を北町奉行に見込まれ、
影同心の役儀を負っていた。
そんな七之介が大奥絡みの厄介事に手を出したことから、
岡場所に出回る南蛮渡来の媚薬に纏(まつ)わる一件に巻き込まれていく…。 。
(文庫カバー裏より)
目次 |
第一章 |
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白昼の惨事 |
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第二章 |
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おひなの受難 |
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第三章 |
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追われる者と追う者 |
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第四章 |
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身もだえして泣く女 |
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第五章 |
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土蔵部屋のみだら遊び |
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第六章 |
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お知香の危機 |
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