「社会&芸能・つれづれ愚差」第177回(通算289回)

2010年8月29日付朝日新聞朝刊「読書欄」記事

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 この書評で紹介されている松本昌次氏は、現在の小生(本庄慧一郎)にとっての〔恩人〕といえるお方である。
 ラジオ・テレビの放送作家としてスタートして、その後、平行してコピーライター&広告(CM)制作者として働いた。
 しかし、テレビ業界・広告業界に意欲を失い、それまで一度も手をつけたことのなかった〔小説〕をまとめた。
 物書きの師でもあり、同時に叔父(母の実弟)でもあった劇作家小沢不二夫(享年54歳で逝去)が在籍していたムーンルージュ新宿座をイメージのベースにしたいわゆるバックステージものだった。

本名望田市郎(筆名本庄慧一郎)の小説第一作〔処女作!〕

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 発作的とも衝動的ともいえる創作活動だったが、その原稿を「本にしましょう」と言って下さったのが、松本昌次氏だった。
 この本が、小説家望田市郎(小生の本名で、現在は筆名本庄慧一郎)で、これを転機に意義のある再出発をした。
 奥付のデータでは「1992年12月8日初版/発行所・影書房/発行者・庄幸司郎」となっている。
 庄幸司郎氏は、松本昌次氏の〔教え子〕にあたるという人で、上記の「わたしの戦後出版史」には「親友の大工さん」としても登場している。



 あれから18年――今回、東京新聞出版部さんから出して頂いた「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」でも、しっかり紹介させてもらったムーランルージュ新宿座だが、たまたま「ムーランルージュ生誕80周年記念記録映画/ムーランルージュの青春」を制作(幻野プロダクション)のコンタクトがあって、インタビューを受けることになった。
 さらに来年2011年に、早稲田演劇博物館の学芸員の方がムーランルージュについての研究本を出すという話も聞いている。
 拙作「赤い風車劇場の人々/新宿かげろう譚 Link 」はピープルシアターの森井睦氏によって二度上演(1995年&1998年)されて好評を得たが、ぜひ今度は自分の手で脚色したいと意欲してきた。
 そのために、ある劇団とそのリーダーである方に近々、アプローチする。



 というわけで、酷暑猛暑のこの8月と9月――ハワイにもカルイザワにも関係のない当方、さらに熱くなって(仕事熱中症と自称している)コツコツやってイマス。



追伸
 出版人としての松本昌次氏は、温和で親和力のある紳士です。
 松本昌次氏に出会えてよかったと、心から感謝しています。

 いつ、どこで、どんな人と出会うか――それは人生にとっては最重要なことだと、あらためて痛感するのです。

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        ケイちゃんの目 ↓

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            酷暑 銀座のマヌカン

— posted by 本庄慧一郎 at 02:50 pm  

 

ケイタイ・ドラマチック・リーディング 「小童夜叉・捨」第二章の配信スタートしました。

「小童夜叉・捨」第二章の配信スタートいたしました。

現在、mero.jpうたフルにて、第二章配信中。
他サイトでも、順次配信いたします。 下記、サイトロゴ・QRコードからアーティストページへアクセスできます。

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Link

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QRコード


アーティト名:本庄慧一郎
アルバム名 :小童夜叉・捨 第二章

第二章 楽曲名
 町のならず者たち(上)
 町のならず者たち(下)
 初午まつりの日(上)
 初午まつりの日(下)
 逢う魔が時(上)
 逢う魔が時(下)
 おみよの哀しみ(上)
 おみよの哀しみ(下)
 八蔵に挑む捨(上)
 八蔵に挑む捨(下)

— posted by 本庄慧一郎 at 02:49 pm  

本庄慧一郎講演会 「新宿はいつでも思春季」のお知らせ

 本庄慧一郎の著作「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」(東京新聞出版部2010年6月刊)に関連した講演会が決定いたしました。

 当日は、懐かしい映像や音楽もお楽しみいただけます。
 皆さんのご参加をお待ちしております。参加お申し込み等の詳細は下記をご覧ください。

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〔講演会詳細・新宿歴史博物館HP Link より〕↓
 
文化講演会 「新宿はいつでも思春季」【無料】
 
 新宿歴史博物館が写真提供を行った『新宿今昔ものがたり』発行を記念し、講演会を行います。
 江戸の「宿場町」内藤新宿から、戦後の「副都心」新宿まで、日本一の繁華街となった新宿の歴史には、時代を彩る独自の文化が流れていました。

 文化芸能史に詳しい著者・本庄慧一郎氏が本には書ききれなかったエピソードを交え、新宿の文化と芸能などについて講演します。

【日時】9月11日(土)14時〜15時30分 (受付 13時30分〜)
【会場】新宿歴史博物館 2階講堂
【定員】100名
【講師】本庄慧一郎氏(作家・脚本家)
【参加料】無料
【申込み】9月7日(火)必着。
     ※定員に達し次第、募集を締め切らせていただくことがあります。
     申し込み画面はこちら Link です。
  【共催】東京新聞 
  【問合せ】新宿歴史博物館 学芸課 TEL03-3359-2131
 

— posted by 本庄慧一郎 at 02:13 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第176回(通算288回)

 酷暑の夏の縁(えにし)のあれこれ

民主党代表選というイベント。
 あきらかなズレを露呈する〔カンVSオザワ〕が、ただ疎ましい。
 現在の日本の民主主義はとうに形骸化してるぜ。

111歳の家族逮捕。
 行方不明ならいざ知らず、同居する〔白骨〕を悪用して年金を詐取するなんて……哀れだなぁ。
 〔白骨〕のご本人も、その子孫である者たちも……。

ヤクザそこのけの政治屋の末路。
 ハマコーなる男の例を挙げるまでもなく、ずっと居座っていた旧態依然たる政治屋とその二世たちにまつわる醜態はただ不快。
 さらに、カンマ以下の人物をチヤホヤしてきたテレビマスコミの不見識さも唾棄すべき存在。

テレビ・メディアの質の劣化と堕落。
 あの、バラエティ番組のイージーさとカラ騒ぎは何だ?
 民放局といえども〔公共放送としての責務〕があったはず。
 出演者のこともさることながら制作者たちの見識を蔑むネ。

テレビコマーシャルという雑音。
 この8月――時節柄というか、すこしはマシなドラマや映画が放送された。しかし、それらの作品のテーマやモチーフは下司下品なCM群でこまかく分断されて、いわば〔商品価値〕をみずからぶち壊していた。ひたすら情けなくなったネ。

うれしい縁と出会ったこと。
 拙著「新宿今昔ものがたり/文化と芸能の三百年 Link 」(東京新聞出版部2010年6月刊)で、とりわけこだわって書いた〔ムーランルージュ新宿座〕に関わるうれしい縁に出くわした。
 それは、戦後のムーラン(略)の再興に尽力した美術家の中村夏樹氏(2010年7月7日に逝去・享年94歳)の遺志を継いでムーランのドキュメント映画を制作しているスタッフとの邂逅である。
 不肖本庄慧一郎としての作家業のベースには、ムーランと、もうひとつ戦前(昭和17年に戦時企業統合政策で消えた)大都映画の存在がある。
 その関係著作として――「赤い風車劇場の人々/新宿かげろう譚 Link 」(影書房1992年刊)「幻のB級!大都映画がゆく Link 」(集英社新書2009年1月刊)「大都映画撮影所物語」(脚本/テアトル・エコー公演/2006年)そして、今回の「新宿今昔ものがたり/文化の芸能の三百年 Link 」(東京新聞出版部2010年6月刊)でこだわって書いた。

 今回のドキュメンタリー映画(90分の大作!)では、戦前・戦後の通算で「ムーランムージュ生誕80周年」と銘うっての作品で題名は「ムーランルージュの青春」。
 ムーランからは森繁久弥・由利徹・左卜全・有島一郎……そして望月優子・外崎恵美子、さらにアイドル明日待子などの魅力あるキャラクターの俳優たちが誕生した。
その業績とエピソードは、そのまま、戦前・戦後を通じての価値ある〔大衆芸能史〕でもある。
 そして、B級三流と蔑視されながらも徹底して大衆娯楽映画を制作し続けた大都映画と――。
 ちなみに、ムーランのスーパーアイドルだった明日待子さんは、現在もシャッキリお元気で日本 舞踊の家元として活躍している――。



 現在の政治・社会・人心などには〔不快〕ばかりが目に立つ。
 だから、快く、うれしい独自のエピソード創りに努める!

追伸――ダレかが言っていたコト。
 世の中には、利口そうに見える馬鹿がいる。
 馬鹿そうに見える利口がいる。
 利口そう見える利口がいる。
 馬鹿そうに見える馬鹿がいる。

 ハテサテ、人間が形づくる社会とは、とにかくやたら面妖ですなぁ。

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        ケイちゃんの目 ↓

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  配信中「小童夜叉・捨」  レコチョク
   イチオシ着信ボイスフルの画面

— posted by 本庄慧一郎 at 11:41 am  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第175回(通算287回)

4人の仲間たちの近況

 かつて、本庄慧一郎は広告ギョーカイで働いていた。
 その前はラジオ・テレビを主戦場とする放送作家だった。
 このところ、文庫書き下ろしの時代小説を書き続けてきた。
 広告ギョーカイは、はるか彼方に去った――。

 それで――広告ギョーカイでの仲間だった4人の近況を書きたい。



東本三郎氏
 株式会社アドビジョン他の広告・映像制作会社等、複数の会社の代表取締役会長。
 広告の他、映画・出版物・絵画等多様な〔表現物〕を手がける。
 とりわけ、短編映画プロデュースでは2006年カンヌ国際映画祭ショートフィルム部門グランプリなどをはじめかずかずの受賞作がある。
 現在、ご自分の体験をふまえての「鬱」二十九画展――あかるい鬱展(2011年6月/東急文化村)を企画プロデュース作業進行中。
 小生としては彼、東本三郎氏を〔ミスター・カナユニ〕とよぶ。つまりかなりユニークな男――というイミです。

図師三千男氏
 テレビコマーシャル業界(制作会社ニッテン)で活躍したCMディレクター。ジェントルで温和なファイターである。
 2009年夏、劇映画「三十九枚の年賀状」を製作・監督・脚本をトータルで手がけて完成させた。
 昭和二十年――あの戦争が終幕に近づいていた頃の、九州宮崎の山あいの町を舞台にくりひろげられる純愛のものがたりだ。
いわば〔劇映画の自主製作〕という快挙をなしとげた彼の新たな意欲と情熱に小生は心からの拍手を送る。
 そして、平和への願いをこめた美しく清冽なこの映画の感銘を一人でも多くの人たちと分かち合いたいと強く思っている。

小谷中清氏
 放送作家だった小生が広告ビジネスに手をつけた頃(1965年)からのつきあいで、彼小谷中清氏はグラフィックデザイナー&アートディレクターだった。
 そして幾星霜(?)――ふと気付けば、〔森の鍛冶工房〕というアイアン・アートの仕事へと大転換していた。
 つまり、紙から鉄への変身を遂げていたのでアル。
 大型のものは高さ3メートルもありそうなオブジェから、オリジナルデザインの門扉や手摺りやキャンドルライトや一輪挿しに至るまで、その作品のバラエティは豊富でとことん楽しい。

青木勤氏
 小生がかつて広告代理店でムキになって広告制作に努めてた当時、〔新卒の新人〕としての彼に出会った。
 現在、多忙な広告ビジネスの業界から身を引いて、年来の夢であったタブローの制作に専心している。
 2010年6月、銀座の並木画廊で第1回個展を開催。展示作品のすべてに「売約済み」のシールが貼られていた。
 〔ベースは水彩〕だということだが、彼独自のペンでタッチを加えるという技法が功を奏して「きわめてユニークな風景画」として仕上がっている。
 これからは画家青木勤としての活躍が期待される。



 たまたま身近かな4人の仲間たちは、かつての広告ギョーカイから新しいフィールドへと見事な転進を果たした。
 かく申す本庄慧一郎も現在の電子書籍時代を視野に入れて、また新たな仕事へと転進したいと意欲している。「ケイタイ・ドラマチック・リーディング」として、現在、配信中の「小童夜叉・捨 第1章」を皮切りとして、新しい企画をせっせと送り出していきたい。乞う!ご声援。

「小童夜叉・捨 第1章」配信サイト追加されました。詳しくはこちら Link をご覧ください。

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イラスト:中野耕一











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         ケイちゃんの目 ↓

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            西武線所沢駅前のオブジェ

— posted by 本庄慧一郎 at 03:05 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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