「社会&芸能・つれづれ愚差」第194回(通算306回)

2010年12月――師走29日。

 「生まれは下町、育ちはご当地浅草」とアピールする本庄慧一郎、通算4回目のご当地ロケを敢行。
 東武電車業平駅からスカイツリーの真下から撮影。
 かつてひょうたん池の跡地「JRAウィング浅草」ビルを撮影。
 あれこれ駆けずりシャッターを切りました。
 というワケで、本年も小生のHPへのご訪問、ありがとうございました。
 来年2011年もどうぞよろしくおつきあい下さい。



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        ケイちゃんの目 ↓

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  東武線業平駅/スカイツリーの足元から

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  国際通りからのスカイツリー
     /「大人のオモチャ」の看板と

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      隅田川「山の宿の渡し跡碑」の場所から




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— posted by 本庄慧一郎 at 04:34 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第193回(通算305回)

やたら人々が浮かれはしゃぐ年末年始

 必要があって、以前からこだわってきた渥美清に〔密着〕しています。
 あらためて言うまでもなく、かつては「死へいたる病」といわれた結核にわずらわされた人でした。
 そして、俳人石田波郷――この人もまたこの病に翻弄されました。
 年末年始。テレビのバカ騒ぎと巷のカラ騒ぎがひたすら不快です。
 いまの世の中には、どうにもならない不運や悲運に泣く人々は大勢います。直接の責任者たちである政治家たちの無能さ無責任さ――彼らを選んだ選挙民たちがいるというコトに、あらためて腹を立てている年の暮れです。



          冬の蚊もふと愛しく長く病み 
――風天(渥美清)

          喉(のど)切って声失ひぬ春の雨
――波郷



 この一年、本庄慧一郎のHP、ご愛読ありがとうございました。
 通算で305回になりました。たびたびの〔訪問〕心から感謝しております。

        金持ちでもビンボー人でも、強い者でも弱い者でも
        遊んで暮らしている者はみんな詐欺師だ。

――フランスの文学者/ルソー



 でも、まじめに働きたくても、十分その素質や資格があるのに、その機会やその場がないということは――偽政者が能なしだからだ。



           こころよく我れに働く仕事あれ
           それを仕遂げて死なむと思う
――石川啄木



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        ケイちゃんの目 ↓

スカイツリー遠望3景

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  柴又の対岸のさみしい矢切から――

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     羽子板市の浅草寺本堂前から――

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    トイレ裏の孤独な人力車と――




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— posted by 本庄慧一郎 at 12:39 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第192回(通算304回)

師走半ば――新企画の取材で〔下町〕どっぷり

 葛飾柴又はほんらい〔下町〕ではない。
 映画「男はつらいよ」のヒット以来、〔下町〕といわれるようになった。
 このところ、多磨霊園・小平霊園・谷中墓地、それに伝通院・功運寺・広徳寺……そして源慶寺(渥美清の墓がある)などなどの墓地をせっせと訪れて、何人もの故人の墓石に手を合わせてカメラにおさめた。
 そして、葛飾柴又――といっても対岸の矢切からの取材をふくめて今回も3回(以前にも何度か訪れているが)の念の入れよう。
 もともと〔健脚〕を自認していたが、5年前にギランバレー症候群などというビョーキにかかって、ちょっと脚力の自信がぐらついていた。
 でも1眼レフカメラ2台、(新たに1800万画素なんて、聞いただけで目まいがしそうなシロモノを購入して)それに小型デジカメに望遠レンズ、ワイドレンズなどを持っての行脚である。
 となるとウジウジモソモソなどしていられない。



 以前、(1987年から1991年の5年間)雑誌「東京人」に連載して頂いた(当時の主幹は粕谷一希さん)「東京ろまんちっく」という企画で、「フォト・ショートエッセイ&五七五」といううれしい仕事をさせてもらった。
 その折に東京中125ヶ所を安いカメラを持って駆けずり回った。
 そういう企画の仕事を再び――と念願していたが、今回またそのチャンスに恵まれたのデス!



 12月15日に今期3回目の柴又(矢切)の取材。
 そして12月17日は、早稲田から文字どおりの下町――浅草への取材。
 つまり、早稲田大学・都電荒川線・あらかわ遊園地・小台・宮の前・三ノ輪橋・浄閑寺・浅草ビューホテル・六区街と花やしき、吾妻橋からスカイツリーを撮るというカメラ取材。ま、なんとか夕暮れまでに完了。
 おまけに、新装になった浅草寺の恒例の「羽子板市」ときたもんで、これはラッキー!いいシーンが撮れたもんねぇ。



   ――それで、たそがれから、かつてフジテレビ(新宿区河田町で開局したのが昭和30年代初め)の草創期、ドラマ制作のADとしてご一緒したK・Mさんとン10年ぶりにお会いして、浅草1丁目1番地の「神谷バー」でデンキブランで再会を祝しての乾杯をした。
K・Mさんは「男はつらいよ」の原点になったテレビ番組のことをよく知っておられて――あらためてゆっくりインタビューをとお願いした。
 このところあちこち数回以上の取材ロケで、とにかくカメラのウデも足も鍛えられたね。アリガタイことです、ハイ。



 蛇足――そういえば、ある宗教家のコトバに、「自分の欲望や勝手な願望のための祈願は見当ちがい。仏に掌を合わせる行為とは、そのヨコシマな願望を打ち砕くための行いと心得よ」とあった。

 あの正月の神社仏閣の異常な騒ぎは何だ?

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        ケイちゃんの目 ↓

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     浅草吾妻橋からの遠景
  炎のオブジェとスカイツリーの共演

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    スカイツリーと渡り鳥と昼の月
      ユニークな3点セット

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    もう一つのスカイツリー?
まったく別のビルに重ねて撮影したケッ作





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— posted by 本庄慧一郎 at 03:21 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第191回(通算303回)

大嫌いな年末年始
 クリスマスとやらに浮かれる連中はもちろん、年末から年始へかけて、やたらウロウロする人間がバッコする時期が大キライです。
さいわい、「必要あって」――このところ、多磨霊園・小平霊園・谷中霊園……そして、あちこちの寺の墓所めぐりに新規に購入した「1800万画素」とやらのカメラなど持って、せっせと取材に馳けずり廻っていて、そのおかげで「勝手に図にのった連中」とは疎遠でいられるのがウレシイです。
 だいたい、テレビマスコミや浮き足立ったゲーノー人にはヘキエキして来たので、今回の「海老蔵の西麻布事件」などにはもう、とことん不快になっていましたからね。

もうひとつ「必要あって」葛飾柴又に再取材
 浅草――渥美清――そして彼の生き方――といったコトには大いに関心をもっていました。
 その関係の書籍、資料もあれこれありますが、今回はあらためて、「師走の矢切と柴又」を馳けずり廻りました。
 とりわけ、北総鉄道の矢切駅からのコースでの柴又入り――という取材には、なかなかの味わいがありました。
 いちばんの発見は、矢切駅の構内(駅前)の敷地に作家水上勉さん旧居があった(という碑があった)……なんてコトを知りました。
 そして、人の姿など見かけない、矢切神社や庚申塚などの冬ざれの風景。さらに下矢切・中矢切・上矢切といった地の自然の広々としたパノラマ。(そのネギ畑のまん中から500メートルに達したというあのスカイツリーもカメラに納めた)
 小うるさい観光オバサンたちも渡し場からこっちに出て来ないので、矢切という一帯は別天地でした。

渥美清――寅さんの再検証
 折りしも売れっこの歌舞伎俳優の素行でテレビも図になってワイワイと小うるさい。
それにつけても、(からだのコトもあったが)ストイックでまじめそのものの渥美清は、すぐに図にのるゲーノー野郎とは真反対の生き方をしてた――。
 彼に関する類書は山ほどあり、小生もまたあれこれ揃えていたがこのところまたせっせと資料を集めていましたネ。
 森川信さんは浅草をベースに活躍していて、叔父の劇作家小沢不二夫ととことん親しかった先輩。三崎千恵子さんはムーランルージュ新宿(戦後)の出身だし。さくらの倍賞千恵子さんは、北区滝野川第六小学校の同窓生(?)。タコ社長の太宰久雄さんはずっと同じ練馬石神井住まいだったことと本庄一郎名でテレビドラマを書いていた頃、レギュラー出演してもらったし……。
 さらに渥美清さんとは……思いイロイロで、この年末から正月を(つましくマジメに)過ごします。



   「行く年 しかたないねで いよう」

   「自殺した ひととあそんでる へんな夢」   ――風天

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        ケイちゃんの目 ↓

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      柴又駅前・寅さん像

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           日比谷公園のトラさん(猫)




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— posted by 本庄慧一郎 at 02:18 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第190回(通算302回)

サケの季節とサケの場所のこと

 定期の健康診断は、素直に受ける。
 今回の結果は、まず、血圧――相変わらず降圧剤は服用することに変わりはない。
 その他、血糖値――「まあまあ」。ということは、とりあえず「安全圏いっぱい」ということ。
 肝臓――「異常なし」。
 その他、心臓――ずっと以前から心電図に独特の症候があるとのことだが……、こちらから再検査をお願いした。



 思えば、5年前――ギランバレー症候群亜型ミラーフィッシャー症候群にかかり、担当医師の適確な処置と看護・療法士スタッフの皆さん、そして、家族のフォローで「新しい健康」を奪還した。
 すでに満5年が経過した。もちろん、この間にも体力の訓練には努めた。
 思いもかけなかったこの〔難病〕の体験から、さまざまなコトを学んだ。
 リハビリ専門病棟から退院して迎えたのが〔年の暮れ〕だったので、毎年、この時期にはことさらの感慨にとらわれる。



 「この際、好きなサケをやめます」と、担当医師に殊勝なコトを言ったら、「サケとこの病気の直接の因果関係はありませんね」とのこと。
 それなら――とそれ以後もテキトーにサケとなじんできた。
 もちろん糖尿病も肝臓障害も絶対忌避しなければ――であるが。



 マスコミの仕事をしていた時代――仕事場は、銀座・赤坂・青山・六本木などだった。
 つきあい(営業活動)もあり、サケの場とは縁がきれなかった。
 でも――あえていうが、前記の場所にある酒場(バー・クラブ・料理店など)でのサケはキライだった。
 とりわけ、同業者(テレビ・広告・芸能ギョーカイ)の連中が集まる場所では最小限の〔滞留〕で巧みに逃げ出した。



 サケは、種類を問わず〔強い〕ようだ。
 とりわけ(ワインの赤は大好きだけど)透明でアルコール度の高いジンやウォッカなどが大好きで、以前このHPにでも書いた〔中国のアルコール度56度〕のモノに魅かれている。
 但し、こんなサケにはつねに自己管理能力が絶対条件となる。
 ケンカとか交通事故などのアクシデントはもちろんもってのほかだが、石につまづいて転倒しても(そういうコトはあった)、自己反省と自己嫌悪で済ますことは出来る……。(ワイフには減点される――当然だ)



 前記の繁華街で悪ハシャギする連中のうち――ゲーノー人やその関係の者たちは、もともと危っかしくて近寄れなかった。何も証拠があるワケでもないが、悪ハシャギする連中のすぐ向こう側には怪しげなクスリがある……らしい場面もずいぶんあった。
 サケの酔いにまかせての暴走――なんて愚かしいの一語だネ。
 ましてや、非合法のクスリに手をのばすなんて……。



 「酒杯の一杯は健康のもの。二杯は快楽のもの。3杯は放縦のもの。最後のものは狂気のもの」
――アナカルシス(紀元前のギリシャの哲人)
 でも、ロクにサケも呑まずに愚かなコトをしでかして失墜する政治屋もまた、あとを絶たないもんネ。



P・S――
 この11月30日(火)、取材を兼ねて、千葉県松戸市の矢切を歩き、江戸川を渡し舟で越えて、柴又を歩いた。
 河川敷の景観と、青い空とゆったりした水の流れと……。
 このところ、各所の墓地めぐりにウツツをぬかしています。

 それにしても、江戸川の矢切の光と風とネギ畑の風情に大満足でした。もう一つ、あの「とらや」 の草ダンゴをつまみに(邪道かな?)冷酒も、けっこうオツでやんした。

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    ケイちゃんの目 ↓

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柴又駅前の寅さん像(寅さんの視線の先は?)

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       矢切の渡し場と船

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おせんべい屋の店先(かわいいガラスびん)





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— posted by 本庄慧一郎 at 02:47 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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