定期の健康診断は、素直に受ける。
今回の結果は、まず、血圧――相変わらず降圧剤は服用することに変わりはない。
その他、血糖値――「まあまあ」。ということは、とりあえず「安全圏いっぱい」ということ。
肝臓――「異常なし」。
その他、心臓――ずっと以前から心電図に独特の症候があるとのことだが……、こちらから再検査をお願いした。
思えば、5年前――ギランバレー症候群亜型ミラーフィッシャー症候群にかかり、担当医師の適確な処置と看護・療法士スタッフの皆さん、そして、家族のフォローで「新しい健康」を奪還した。
すでに満5年が経過した。もちろん、この間にも体力の訓練には努めた。
思いもかけなかったこの〔難病〕の体験から、さまざまなコトを学んだ。
リハビリ専門病棟から退院して迎えたのが〔年の暮れ〕だったので、毎年、この時期にはことさらの感慨にとらわれる。
「この際、好きなサケをやめます」と、担当医師に殊勝なコトを言ったら、「サケとこの病気の直接の因果関係はありませんね」とのこと。
それなら――とそれ以後もテキトーにサケとなじんできた。
もちろん糖尿病も肝臓障害も絶対忌避しなければ――であるが。
マスコミの仕事をしていた時代――仕事場は、銀座・赤坂・青山・六本木などだった。
つきあい(営業活動)もあり、サケの場とは縁がきれなかった。
でも――あえていうが、前記の場所にある酒場(バー・クラブ・料理店など)でのサケはキライだった。
とりわけ、同業者(テレビ・広告・芸能ギョーカイ)の連中が集まる場所では最小限の〔滞留〕で巧みに逃げ出した。
サケは、種類を問わず〔強い〕ようだ。
とりわけ(ワインの赤は大好きだけど)透明でアルコール度の高いジンやウォッカなどが大好きで、以前このHPにでも書いた〔中国のアルコール度56度〕のモノに魅かれている。
但し、こんなサケにはつねに自己管理能力が絶対条件となる。
ケンカとか交通事故などのアクシデントはもちろんもってのほかだが、石につまづいて転倒しても(そういうコトはあった)、自己反省と自己嫌悪で済ますことは出来る……。(ワイフには減点される――当然だ)
前記の繁華街で悪ハシャギする連中のうち――ゲーノー人やその関係の者たちは、もともと危っかしくて近寄れなかった。何も証拠があるワケでもないが、悪ハシャギする連中のすぐ向こう側には怪しげなクスリがある……らしい場面もずいぶんあった。
サケの酔いにまかせての暴走――なんて愚かしいの一語だネ。
ましてや、非合法のクスリに手をのばすなんて……。
「酒杯の一杯は健康のもの。二杯は快楽のもの。3杯は放縦のもの。最後のものは狂気のもの」
――アナカルシス(紀元前のギリシャの哲人)
でも、ロクにサケも呑まずに愚かなコトをしでかして失墜する政治屋もまた、あとを絶たないもんネ。P・S――
この11月30日(火)、取材を兼ねて、千葉県松戸市の矢切を歩き、江戸川を渡し舟で越えて、柴又を歩いた。
河川敷の景観と、青い空とゆったりした水の流れと……。
このところ、各所の墓地めぐりにウツツをぬかしています。
それにしても、江戸川の矢切の光と風とネギ畑の風情に大満足でした。もう一つ、あの「とらや」 の草ダンゴをつまみに(邪道かな?)冷酒も、けっこうオツでやんした。
ケイちゃんの目 ↓
柴又駅前の寅さん像(寅さんの視線の先は?)
矢切の渡し場と船
おせんべい屋の店先(かわいいガラスびん)
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