●「中国GDP日本を抜く」の新聞の大見出し。3年ぶりの2ケタ成長とか。アメリカに次ぎ2位確実という活字。
その内情は「高度成長のなかで貧富の格差が固定しつつあり、消費のすそ野は広がらない」である。
ウン!日本でも、政治家たちの昼メシはン万円のメニューだが、若者たちは一杯¥280の牛丼だぜ。
●政治資金としての公金を、クラブやスナックや、はたまた〔Tバック居酒屋〕などで浪費している政治屋(!)がウロウロしている。億という税金還付金とやらを当たり前のようなカオでふところにする者と、うさん臭い政治献金の処理でワサワサとゴソゴソと画策するジジイと……まったく情けないヤツラばっかりだなぁ。
一方では「タイガーマスクのブーム」とかね。大昔のギリシャの作家・アンテファネスは言っている。「貧困は礼儀作法の教師なり」と。でも金欲に心の根っこを腐らせた者は、人間らしい学習は一切しないね。
●「未熟」と「不熟」の違いとは――未熟はやがて時がくれば熟するが、不熟はいつまでたってもそのままで枯れるコトとか。そう、夏から秋にかけてワンサと実をつける青い柿の実のほとんどは青い実のまま、地べたに落ちるものなぁ。
気の利いたゴリラやオラウータンは学習するが、屁理屈・小理屈で偽装した卑しい人間たちには学習するという営みはゼロだね。
●雪が降りつもる景色をわざわざ金を使って眺めを楽しみにゆく者がいる。しかしその雪のために生活を災いされ、またその除雪作業のために苦しい労働を強いられる、または落下した雪塊の下敷きになって命を失う者もいる。さまざまな事情があるだろうが若者たちよ、故郷に立ち戻って、生まれ在所や愛する者たちのために役立つことを考えてやってくれ。
●今日という日は一回こっきりの時間でもある。若い時代にムダにした時間は、将来の負債として残ってゆくんだよ、若者よ。
いまという時代は若者たちには意地悪で冷酷でもある――けれどだからといってたったひとつの自分の人生をないがしろにするのは、どうしようもなく愚かしいぜ。
「人生における逆風」はいつの時代にもだれの人生にも必ず吹きすさぶ。投げるな、ふてくされるなよ、若者よ。
きっと眩しい場所に立てる……と、とにかく前に!へこたれるな若者よ。
ケイちゃんの目 ↓
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