「自由と繁栄」――空手形。
「民主化運動」――露骨にデモ弾圧。
「電力不足」――工業・農業に打撃。
「公務員」――コネ・わいろ横行。
若者の多くは社会に絶望。
6月24日朝日新聞の6段抜きの記事の太字活字である。
最近の日本の政治・社会についての記事――ではない。
「イラク戦争の傷痕――米国同時多発テロから10年・下編」からの引用だ。
3・11以後の日本の政治・社会の現況を報じた記事だと勘違いしませんか?
記事の文中からさらに引用する。
「ブッシュ元大統領は(米国が主導したイラク戦争の目的を――筆者注)『自由で繁栄するイラクの建設』を掲げた。しかし、戦争から8年後の現実は、自由や繁栄とはほど遠い状況だ。」
「原発推進」の4文字には、半世紀以上にわたる自民・公明政権の許し難い欺瞞がインペイされている。
しかも、それらの責任あるヤカラは、いまもって日本国の将来を左右する政治の場に跳梁しているのダ。
政治や社会に背を向け、選挙という貴重な手段を放棄している若者諸君よ、「AKB48の選挙」にウロウロする前に、君自身の明日のために心して行動しなさい。
そして、「高齢者」といわれる皆さん、自分の子孫を大切に思うなら、選挙の一票をどう行使すればいいか、もう一度よく考えて下さい!
それにしても、戦後66年を迎えるいま、心ある人々の努力で保ってきたかけ替えのない平和を――放射線禍で汚した者たちが許せない。
びろうどのクッションにすわっているよりも、気がねせずにカボチャの上にすわっているほうがいい。
ソロー/アメリカの作家
ケイちゃんの目 ↓
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