初めて出かけました。
7月8日(土)午後1時と4時30分に「電子書籍サイト・ConTenDo/コンテン堂」ブースにて「本庄慧一郎と電子書籍」というテーマで、スピーチをしました。
このところ、来場者10万人〜12万人とかで、この酷暑の夏にもかかわらず大盛況のようです。
いまから15年ほど前、「謝謝の樹(シェシェのき)」という本を出版しました。
今回「電子書籍・作家エージェント・プロデューサー」の川島司さんの協力で日中同時再出版の企画が具体化しつつあります。
「電子書籍サイト・ConTenDo/コンテン堂」の本棚に登場するというワケです。
「謝謝の樹」のサブタイトルは「五十嵐勝と中国留学生の日中友好」です。(当時の著書名は望田市郎で、本庄慧一郎の本名です)
五十嵐勝さんは、船橋市夏見台にある実在の八百屋さんで、当時(1980年頃)、店の近くにあった中国留学生の宿舎の学生諸君を物心両面で援助して、その延べ人数4000人と熱い交流をします。
この五十嵐勝さんという「友情と情熱のかたまりのような人」については、すでにノンフィクション「八百春走る」や映画「北京の西瓜」(監督大林宣彦)がありましたが、本庄慧一郎としては「小説――ものがたり」として書かしてもらいました。
当時、五十嵐勝さんは留学生支援に入れ込みすぎて、借金がかさみ、店舗や自宅などの差し押さえという苦境に追い込まれていました。
そのピンチを知った留学生やそのOBたち、そして映画スターのジャッキー・チェンの運動で五十嵐勝さんは再起したのです。
そのヒストリーを本庄慧一郎としては「日中友好物語」としてまとめたのです。
その後も五十嵐勝さんはたびたび中国への友好交流の訪問をしています。
いま「ボランティア」という言葉はあたかも流行語のようにヒンパンに使われますが、五十嵐勝さんがこの言葉を直接口にされたことはありません。
「わたしはたんなる日中友好病ですから」と謙虚そのものです。
中国と日本にかぎらず、すべての国同士が、そしてすべての国の人同士が仲良く共存する――わたしたちの未来は「友好の共存」以外にないと、あらためて思っています。
ケイちゃんの目 ↓
新しい電子出版として日本・中国同時発売予定
東京国際ブックフェア会場/東京ビックサイト
本庄慧一郎のPRモニター
7月8日(土)専門セミナーで「電子書籍――制作から販売まで」を講演した
電子書籍・作家エージェントの川島司氏と。
電子書籍・作家エージェントの川島司氏と。
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