【タイトル】 『炎と愛のフィナーレ ――あるレビユー劇場の1945――』
【原 作】 望田市郎著「赤い風車劇場の人々/新宿かげろう譚

【脚 本】 本庄慧一郎
【演 出】 睦 五朗(テアトルアカデミー)
【公演日】 2012年9月21日(金)〜9月23日(日)
【出 演】 テアトルアカデミー
【制 作】 睦組(テアトルアカデミー)
【会 場】 南大塚ホール 公式HPはこちら

(本チラシ制作中)
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原作本の小説「赤い風車劇場の人々/新宿かげろう譚 」は、放送作家・コピーライターなどを経て、「生まれて初めて書いた小説」だった。
CD『キングアーカイブシリーズ5・ムーラン・ルージュの灯は消えず 』
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です。

以後、ラジオ・テレビといった電波メディアの仕事からあえて「転進」をと意欲して、「書斎」での執筆に努めた。
書き下ろし時代小説文庫を約50冊。その他にハウツウもの、CM評論、五七五をフィーチャーした企画もの等、ざっと 100冊のホンが出た。
1昨年の3月11日以後、「物書きとしての気持」にブレが生じて、NEXTを求めてあえて(!)ウロウロしたりもした。
以前から、「気が短くて、気が弱くて、神経質で、飽きっぽい人間」と自称していた。(「ウソをつけ!」という声が周りにあったか?)
それで――旧知の俳優・睦五朗氏に当方から連絡をとった。
何と50年以上ものごぶさたをしていたが、睦氏とは快い再会を果たした。
そして、今回の舞台脚本執筆になった。
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思えば7年前(2005年)の7月29日に、思いもよらぬ疾病に襲われた。
病名は「ギランバレー症候群・亜型ミラーフィッシャー症候群」という。
「ギランバレー症候群」といえば「10万人に1人」という難病ともいわれているが、あの女優の大原麗子さん、タレントの安岡力也さんも罹病したという。
「まるで脳梗塞がWで襲ってきたような――」と自称するほどの混乱だった。
からだのバランスが保てない。目が見えない。立てない。動けない。もちろん歩行困難。痛い。苦しい。地獄の底をのたうち回っているような苦痛にぶちのめされた。
かかりつけの大泉生協病院に何とかたどり着いて即入院。
治療・リハビリ1ヶ月後、リハビリに専念するための大塚健生病院へ。
退院見込みも予想できない状況だったが、主治医&療法士の皆さんの対応と、そして、(もともとマジメな)小生の努力もあって、何と1ヶ月という短期間で「自力歩行」を取り戻して、退院を果たした。
まず、大泉生協病院・神経内科の園田康博先生の好判断と処置に、さらに療法士の皆さんの好リードに心から感謝している。
杖もクルマ椅子の必要もない、目下「1万歩ウォーク」を楽しみにしている。
そして、「原点がえり」での「舞台のホンをあれこれ書くぞ」の意欲満々です。睦五朗さんとの再会が、意義ある新しい出発になります!
ケイちゃんの目 ↓
盛夏の花