●そういえば――
「熱海の海岸の場」でおなじみの尾崎紅葉の名作『金色夜叉(こんじきやしゃ)』の主人公貫一は、愛する許婚(いいなずけ)お宮をお金持の富山に奪われる。貫一は一念発起して「金色夜叉」(カネの権化たる夜叉)となって恨みを晴らす――という物語だったネ。
●そういえば――
歌舞伎の『恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい・こいのたよりやまとおうらい)』(作近松門左衛門)の主人公忠兵衛は飛脚業の養子で、女郎の梅川にのぼせあがっている。 その梅川を落籍(ひか)せて女房にしようとするがカネがない。そこに大金持のライバルが現れるので、カーッとのぼせて、飛脚屋として預かっている武家の金に手を付けようとする。その結末は「雪の夜の心中行」となるハナシです。
●そういえば――
モリエールの『守銭奴』の主人公アルパゴンは、手のつけられない拝金主義者。惚れた女は息子の結婚相手で「カネと色欲」にキリキリ舞いする。
このオヤジ、結局はカネへの欲に負けて――とうい結末でしたよネ。
●そういえば――
あの医療法人徳洲会とやらに関わる国会議員も、イノセという前都知事もカネで転んだ。みっともねぇ!の一言。
●そういえば――
「みんなの党」の代表だったワタナベとかいう人もルール違反の大金で穴ボコに落ちた。情けねぇとしか言いようがねぇ!
●そういえば――
あの号泣県議の一件から、そのうさん臭さがクローズアップされている「政務活動費」とかの問題――増税増税のムセキニン政策の一方で、公務員たる議員たちのいいかげんさは許しがたい! 絶対に「私費――私物化」している者は大ぜいいるはず。厳密にチェックしろ!(といっても、あの「ヤジ問題」と同様、お互いに知らん顔するのだろうネ)
あの、ガンコおじさんも言っていた。パート��
●そういえば――
空を飛ぶ鉄鋼材のカタマリ(航空機のこと)が、絶対に落下しないなどとは考えられねぇ。
●そういえば――
水の上を浮かんで動き回る鉄鋼材の集合体(大型船舶のこと)が絶対に沈没しないとは考えられねぇ。
●そういえば――
地上を疾走する鉄鋼材の集合体(自動車のこと)が絶対に事故を起こさないなんて考えられねぇ。
●そういえば――
破壊や殺りくを目的にした精密メカ(武器のこと)が「真の平和を遵守する」ことになるなんて、考えられない。
●それにしても――
空を飛ぶ・水に浮かぶ・地上を疾駆する「鉄鋼材のカタマリ」に、爆薬を装填した鉄鋼材のロケット弾が……なんて構図は、そのまま「人類滅亡の構図」じゃないのかねぇ?
●それにしても――
「安全」とか「絶対」とか「平和」というコトバを無責任な者たちがシレーッと口にする時代。
とにかくすべて疑ってかからねばならない。イヤな時代になった。
●ついでの――
いまテレビでハヤリのクイズ。
Q「人間として恥ずかしくないのは、次の3つのうちのどれでしょうか?」
A「カネで転ぶ」 B「危険ドラッグで転ぶ」 C「道の段差で転ぶ」
回答者の「Cでーす!」の声に盛大な拍手が起こる!


































