人生の「片付けられない症候群」。
●そういえば――
症候群とは「syndrome――群の多彩な症候で形成されるまとまった病態(後略)」(広辞苑より)。
このコトバとはフカーイご縁があった。
●そういえば――
すでに10年前に「ギラン・バレー症候群亜型ミラー・フィッシャー症候群」という「10万人に1人」の確率の疾病に襲われてキリキリ舞いした経験がある。
●そういえば――
自分の生活環境を整理整頓できずに「ゴミの山」にしてしまう「片付けられない症候群」に罹病している者が多いと聞く。
●そういえば――
かく申す本庄慧一郎も、コト書籍に関しては、あえて整理せずに貯め込む悪ヘキを持っている。「悪」ではない。他人に迷惑をかけないからね。でも、このところその書籍類を思い切ってン千冊も処分して「身ぎれい」にした。
●そういえば――
身辺整理といえば、生活環境の物理的問題もさることながら、「人間そのものに関わるゴタゴタ」を引きずったまま、あの世に逝く者も多いなぁ。
●そういえば――
とりわけ、マスコミ(テレビ)芸能界などでは、「つましく貧しい生活」からようやく脱出して、しこたまカネを手にした者が、豪邸やグルメなどの生活のウラでまさかといった「醜聞」にどっぷり――なんてコトは枚挙にいとまがない。
●そういえば――
当HPのエッセイ第408回

成り上がり 成り下がり
左曲がり 右曲がり
グルッと 回って
下司下品
左曲がり 右曲がり
グルッと 回って
下司下品
屁理屈 小理屈
不平に 不満
自分自身をタナに上げ
口から出まかせ サケ談義
不平に 不満
自分自身をタナに上げ
口から出まかせ サケ談義
●そういえば――
現在のテレビのエンターテインメント番組でワルはしゃぎバカ騒ぎしている連中の中には、「人生の片付けられない症候群」にすでに冒されている者は多いのではないかね。
●そういえば――
当HPのエッセイ第417回

「うつみ宮土理(71) 愛川欽也さん(享年80)が死ぬ間際まで愛した女優(38)の父が明かした10年の凄絶三角愛憎/うつみ宮土理最悪の会見!苛つく仮面の下」(女性セブン5月28日号より)
真実は、どうなってんのかねぇ。
●そういえば――
「自分の始末は自分で付ける」という原則論からいえば、原発施設における核廃棄物の問題、汚染水の外洋へのたれ流し問題。はたまた活火山の活動活発化と地震多発を無視しての「原発再稼動」問題――こうした政治や企業の「片付けられない症候群」は日本国の命運を狂わすのだ!
ケイちゃんの目 ↓
小さな生きものの生活美学