ときどき「反省ザル」になる本庄慧一郎デス。
●そういえば――
ま、曲がりなりにも(どうにかこうにか)「10代の頃の初志」を貫いてやってきた仕事です。その中味はというと、放送作家/コピーライター/小説書き/脚本家とかウロウロしていた傾向はあるけど、だから「物書き業」と自称することもあります。
●そういえば――
芸能マスコミ時代(放送やTVCF制作時代)には、とにかくさまざまな業界仲間とつきあいました。
「さまざまな人」というのは、つまり――
♪ 成り上がり
成り下がり
ぐるっと回って
駄目の目ェ〜
(本庄作詞のざれ唄)
成り下がり
ぐるっと回って
駄目の目ェ〜
(本庄作詞のざれ唄)
のような、危なっかしい人間もワンサといて、もともとヨタヨタ歩きの己(自分)が迷わず惑わされず、わき道に転落せずに進めるかをのべつ気にしてましたね。
●そういえば――
こういう言い方でいいかどうかわからないけど、ちょっと見にはどれもこれも「成り上がりたい」とひたすら思い込んでいるヤツばかりが目立つフィールドだったネ。
●そういえば――
たとえばのハナシが500エンの弁当を2食分に分けて食いつないでいるような者が、ムダそのもののような豪邸を建てて、毎晩銀座で飲んだくれているとか……それから……言うなれば「虚」のまやかし世界でウロウロしているようなヤツがやたら目立ったネ。
●そういえば――
当時、ギョーカイ人(つまり同業者)とのつきあいが、ギンザ、赤坂、六本木などであり(この街そのものが仕事場であり、オフィスもあった!)このあたりの店の宴には、あたりまえのように「回し服(の)みのタバコ」のようなモノが一巡したなぁ。
●そういえば――
アレはつまり、ただのタバコではなかった。だからボクはヌケヌケと言ったね。
「ボクは、タバコはハタチ(20歳)でやめました。その代わりもっといいモノをせっせと吸うことにしてるから」とマジメに宣言して、その「タバコ」をパスした。
●そういえば――
昔のゲーノー界のウラでは「ヒロポン」というモノが当然のように流通していた。とりわけ(浅草あたりの小さい劇場はアタリマエのように)アブク銭を稼でいた者たちが、周囲の者の目などを気にせずに「愛用していた」のを知っている。
●そういえば――
もともとビンボー性である。「マジメをとったらガラも残らない男」と自称していた。でもね、胃の腑を満たす(生きるための)食べ物と、ひと目見ただけでゾクリとするようないい女(性)は、やっぱり具体的に目の前に存在していれば、意味をなさない――と、これはこだわったネ。
こだわるモノがもうひとつあった。それは「物書き業」を持続するうえで、大切な先輩作家の本と、そしてもうひとつ「いずれ役立つハズ」の書籍や情報(資料)である。コレは(パソコンの画面ではなく)具体的な資料として、手元に置いておくことにこだわった。(つまり、とことんアナログ人種だということか?)
●そういえば――
あの野球選手(だった)清原和博クンのスピンアウトの物語は、ひたすら哀れだなぁと思うしかない。
だいたい違法のクスリで「まっとうな人生の道」を滑り落ちる者は枚挙にいとまがない。どんな理由があるにせよ「いけないモノはいけない」のだ。
●そういえば――
ボクの書棚には、とりあえずその「新作」のために役立つ各種資料がある。いずれさらに詳しいデータを――という段になったら、国会図書館あたりに出向くとして――
アレコレある資料本の一部


●そういえば――
ちょっとサボッていた「反省ザルのメモ」を作った。
正直言うと、大事にしている「物書き業」のフィールドに土足で踏み込まれたようなことがあって……あえて「己」を確かめるためのメモとしてまとめた。
それをあえて転載したい。
本庄慧一郎の「反省ザルメモ」(2016・2)
人間は――
どんな(時代)に生まれたか?
どんな(環境)で育ったか?
どんな(生活)を営んだか?
どんな(職業)で収入を得たか?
どんな(種類)の人たちと群れたか?
どんな(質)の時間を過ごしたか?
どんな(意志)を培ってきたか?
どんな(自己改革)に努めたか?
どんな(時代)に生まれたか?
どんな(環境)で育ったか?
どんな(生活)を営んだか?
どんな(職業)で収入を得たか?
どんな(種類)の人たちと群れたか?
どんな(質)の時間を過ごしたか?
どんな(意志)を培ってきたか?
どんな(自己改革)に努めたか?
�’�齢60歳以後に、これらの「過去」が「作り直しのきかない人生の形」として、有無をいわさず顕在化する。
�△弔泙蝓△修譴召譴凌祐屬�「現在」は、その者の「過去」の「遺産」がすべて形づくったものなのだ。
�7覿匹�「運命という名の鋳型」を作ったのは自分自身――ということだ。
�△弔泙蝓△修譴召譴凌祐屬�「現在」は、その者の「過去」の「遺産」がすべて形づくったものなのだ。
�7覿匹�「運命という名の鋳型」を作ったのは自分自身――ということだ。
●そういえば――
だいたい「同じような時代」を共に(といっても3、4年の年齢差はあるが)歩んできた人たちが、このところバタバタと亡くなったり、病気で苦しんでいたりする。
●そういえば――
青島幸男・阿久悠・井上ひさし、市川森一、藤本義一……そして野坂昭如などの皆さん。(順不同)
とりわけ親しくさせて頂いてきた桂小金治・小沢昭一・熊倉一雄さんも帰らぬ旅に立たれて……。
そして、なかにし礼、大橋巨泉、永六輔の諸兄はひたすら闘病の日々を重ねているとか。
●それにしても――
汚職の臭気のする「不明朗なカネ」に関わる元内閣府特命担当(経済財政政策担当)大臣甘利明の件。
さらに、女性とのワル遊びで辞職した脱線国会議員宮崎謙介の件――どれもこれもトコトンうんざりである。
●そういえば――
このヒトはいずれ崖を転げ落ちるのでは――と、予感する場面に何度も出会った。
しかし、そのヒトをとどめたり引き戻したりするゆとりも術も力もなかった。
「ああ、やっぱりなぁ!」と呟くより仕方なかった。
人生における成功の秘訣は、成功しなかった人々しか知らない。
――コリンズ/イギリスの教育者
――コリンズ/イギリスの教育者

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「うしろ指」をさされない生きものたち
















