「社会&芸能・つれづれ愚差」第458回(通算570回)


品格・品性・品位

●そういえば――
 皇居内にお住まいの皆さんやその方々と姻戚関係にある方々は、そろって「品格・品性・品位」を身につけていらっしゃる。
 しかし、それ以外の庶民となると、一国の代表といえる内閣総理大臣をはじめ国会議員や中央官庁の役人、そして地方公務員の諸氏……などのソレは「付け焼き刃」くさい。さらに、その周辺のいわゆる一般人となると……「品格・品性・品位」などというものはたちまち希薄になる。いや、ともすれば「下司・下品・下劣」に豹変するなどということが「当然」になる。

●そういえば――
 まだ記憶に新しいあの淫行暴走元代議士宮崎なにがしの件。
 2016年2月26日号『週刊朝日』のトップ記事の見出しを忘れない。

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 「ゲス不倫爆弾/安倍政権に痛撃」だったかね。
 正に「下司・下品・下劣」のサンプルというべき救いようのないスキャンダルだよね。

●そういえば――
 「下司・下品・下劣」というゾーンのことは、「現住所皇居内」のお方たちとは雲泥の差である小生などは、常にその最低ラインからコボレ落ちないようフンレイ努力してきた。

●そういえば――
 とはいえ、演劇・芸能・テレビ電波メディアを中核とした仕事が中心だったワタシは、とにもかくにもマナーやルールを無視はできない社会で生活してきた。
 たとえば、広告代理店もテレビ局も制作会社もスポンサーに対しては「平身低頭」が原則だった。そういうフィールドで、それでも小生はノビノビと仕事してきたワケで、オロオロすることはなかったけどネ。

●そういえば――
 山のようにある資料本の中の『これは役立つ!違いのわかる事典』の項に「芸能人とタレント」がある。

『芸能人とタレント』
 芸能人は、芸能界に籍をおき、そこで自分の芸によって生計を立てている人のこと。もともと芸能とは、映画、演劇、音楽、舞踊などの大衆的な演芸全般をさす言葉で、その範囲が広い。歌手も俳優も漫才師も、芸能人である。
 タレント(talent)は、「才能」や「技量」という本来の意味から、「才能のある人」の意味もあり、才能や人気があってテレビやラジオに頻繁に出演する人のことをいう。
『これは役立つ!違いのわかる事典』PHP研究所編 1997年 PHP文庫刊より


●そういえば――
 この解説は、ハテナ、これでいいのだろうか? でもね、である。
 テレビメディアで「売れてる人」というのはロクなのいないね! の実感があるのダ。とりわけ、テレビ以外のフィールドから横すべりしてきた者(たとえばスポーツ界OBとか、元局アナだった者とか、元クラブホステスとか、ヒョーロン家くずれとか、はたまた映画カントクとか、弁護士とかとか)の方たちがワンサといる。
 主に愚にもつかない番組にツラを出して「知名度」とやら上がると、ハンでおしたように、どれもこれもエラソーになるのがおもしろい。

●そういえば――
 朝夕の「情報ワイド番組」で、コメンテーターなぞという肩書で喋っている者たちのトーク内容は、すべからく「ユルイ・タルイ・アマイ」。
 それでいて、どなたも(いや、ほとんどの皆さんは)きまっていっぱしの「鼻もちならないエリート意識」をふりまくようになる。

●そういえば――
 「この人は!」と信頼し、共感し、好感をもっていた人たちはいつのまにか消えてしまっていて、おチャラケた芸能臭のある者ばかりがのさばっている。
 そして、局アナのタレント化――これもハナにつくね。
 それ以上に、生っ臭いお笑い芸人もどきの出しゃばり出演だね。

●そういえば――
 テレビというメディアのおかげの「知名度」を利用して国会議員に転じた連中にはロクなのいない。
 あれこれ具体例をあげたらキリがない。
 弁護士で現参議院議員の丸山ナニガシの、アメリカ大統領のオバマ氏に関わるハナシ――どうにもそのトンチンカンぶりが哀れでしかない。
 もちろん、宮崎ナントカとか、高市ナントカ、丸川ナントカ、島尻ナントカ……キリがない。タメ息の息が切れるもんね。

●そういえば――
 あの大阪の橋下ナントカさんという男も、たまテレビに出るんだってね。
 いまのテレビ局というのは、どれもこれも「何を考えてるんだ」だよね。
 おまけに、タレ流しのようなCFには「ナルホド」とか「そうだよなぁ」とか「ウン、そのテがあるか」とか「ムム! ジーンときたよ」なんてまるでない!
大丈夫かなぁ、ああ。

●そういえば――
 「落語界の大御所」といわれる桂文枝さんのコトも――「テレビで有名人になった人」って、みんないつか軌道をはずれて、どうにもシマラなくなるね。情けないねぇ。


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ケイちゃんの目 ↓

弥生・3月を待つ三宝寺池

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— posted by 本庄慧一郎 at 01:12 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第457回(通算569回)


不倫・風鈴・チャップリン

●それにしても――
 現職国会議員の「不倫騒動」だと!
 ついつい、アホなことば遊びをやった。「不倫・風鈴・チャップリン」なんて。
 宮崎とかいう男の「記者会見」同様に、これとことんナンセンス。

●それにしても――
 半世紀以上も「日本語」にこだわってなんとか生活してきた者だから、こういう下らないコトでも言葉にこだわる。
 アレって、「現職国会議員の不倫騒動」かい?

●それにしても――
 彼のやっているコトって「不倫」なんて上等なモノじゃないだろ。
 「不倫」とは「人倫にはずれること。人道にそむくこと」。
 さらに「人倫」とは「(前略)人と人との秩序関係。君臣・父子・夫婦など、上下・長幼などの秩序。転じて人として守るべき道」(広辞苑)である。
 たとえば、近松門左衛門の歌舞伎の「心中もの」でも、いわゆる「道ならぬ恋」は、当事者である男と女は「生きるか死ぬか」の瀬戸際に追い詰められるほどに、それなりに真剣である。この世におさらばするために「心中」を覚悟するのダ。

●それにしても――
 多額の公金を費やしての国会議員のワル遊びは、
 「淫乱国会議員脱線事件」とか「淫行国会議員暴走事件」といえよ。
 同時に、現在のマスコミ連中の「コトバ」に対するいいかげんさにもうんざりする。

●それにしても――
 「淫行恥知らず国会議員」の記者会見の顔や表情や態度の「悲愴ぶり」は、気味悪かった。
 羞恥心とか気後れとか……人間らしい感性はカケラもなく、むしろあんな晴れがましい「記者会見」を体験できたことの快い緊張感に酔い痴れているようにさえ見えて、気味悪かった。

●それにしても――
 アベ内閣の女性閣僚たちの質というのはヒドイね。
 閣僚としての意思伝達のための「言葉の選択」に、決定的・根本的なズレや誤りがあったというだけじゃない。
 「人間」としての「心の根っこ」の問題だろ。
 「多数決」だけのための頭数揃え用のアレコレのド頭の中味はどうなってるんだ?
 呆れ返った女性群の醜態に加えて、参議院議員の丸山和也氏のアメリカ大統領オバマ氏に対しての「ドレイ……(うんぬん)」デタラメ発言もヒドイもんだ!(ド頭を下げて前言取り消しを口走っても頭脳の質は変わらんぜ!)

●それにしても――
 ついでに腹立ちまぎれの戯れ言を!
 「クツずれ・股ずれ・常識ずれ」
 「間抜け・腰抜け・すっぽ抜け」
 「薄馬鹿・ど阿呆・吃度馬鹿」(きっとばか――外貌はいかめしく立派だが、内面の愚かなこと。利口そうに見えるが実は馬鹿)(広辞苑)



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ケイちゃんの目 ↓

きょうも「無垢な命と心……」

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:35 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第456回(通算568回)


ときどき「反省ザル」になる本庄慧一郎デス。

●そういえば――
 ま、曲がりなりにも(どうにかこうにか)「10代の頃の初志」を貫いてやってきた仕事です。その中味はというと、放送作家/コピーライター/小説書き/脚本家とかウロウロしていた傾向はあるけど、だから「物書き業」と自称することもあります。

●そういえば――
 芸能マスコミ時代(放送やTVCF制作時代)には、とにかくさまざまな業界仲間とつきあいました。
 「さまざまな人」というのは、つまり――

♪ 成り上がり
  成り下がり
  ぐるっと回って
  駄目の目ェ〜
     (本庄作詞のざれ唄)

 のような、危なっかしい人間もワンサといて、もともとヨタヨタ歩きの己(自分)が迷わず惑わされず、わき道に転落せずに進めるかをのべつ気にしてましたね。

●そういえば――
 こういう言い方でいいかどうかわからないけど、ちょっと見にはどれもこれも「成り上がりたい」とひたすら思い込んでいるヤツばかりが目立つフィールドだったネ。

●そういえば――
 たとえばのハナシが500エンの弁当を2食分に分けて食いつないでいるような者が、ムダそのもののような豪邸を建てて、毎晩銀座で飲んだくれているとか……それから……言うなれば「虚」のまやかし世界でウロウロしているようなヤツがやたら目立ったネ。

●そういえば――
 当時、ギョーカイ人(つまり同業者)とのつきあいが、ギンザ、赤坂、六本木などであり(この街そのものが仕事場であり、オフィスもあった!)このあたりの店の宴には、あたりまえのように「回し服(の)みのタバコ」のようなモノが一巡したなぁ。

●そういえば――
 アレはつまり、ただのタバコではなかった。だからボクはヌケヌケと言ったね。
 「ボクは、タバコはハタチ(20歳)でやめました。その代わりもっといいモノをせっせと吸うことにしてるから」とマジメに宣言して、その「タバコ」をパスした。

●そういえば――
 昔のゲーノー界のウラでは「ヒロポン」というモノが当然のように流通していた。とりわけ(浅草あたりの小さい劇場はアタリマエのように)アブク銭を稼でいた者たちが、周囲の者の目などを気にせずに「愛用していた」のを知っている。

●そういえば――
 もともとビンボー性である。「マジメをとったらガラも残らない男」と自称していた。でもね、胃の腑を満たす(生きるための)食べ物と、ひと目見ただけでゾクリとするようないい女(性)は、やっぱり具体的に目の前に存在していれば、意味をなさない――と、これはこだわったネ。
 こだわるモノがもうひとつあった。それは「物書き業」を持続するうえで、大切な先輩作家の本と、そしてもうひとつ「いずれ役立つハズ」の書籍や情報(資料)である。コレは(パソコンの画面ではなく)具体的な資料として、手元に置いておくことにこだわった。(つまり、とことんアナログ人種だということか?)

●そういえば――
 あの野球選手(だった)清原和博クンのスピンアウトの物語は、ひたすら哀れだなぁと思うしかない。
 だいたい違法のクスリで「まっとうな人生の道」を滑り落ちる者は枚挙にいとまがない。どんな理由があるにせよ「いけないモノはいけない」のだ。

●そういえば――
 ボクの書棚には、とりあえずその「新作」のために役立つ各種資料がある。いずれさらに詳しいデータを――という段になったら、国会図書館あたりに出向くとして――


アレコレある資料本の一部

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●そういえば――
 ちょっとサボッていた「反省ザルのメモ」を作った。
 正直言うと、大事にしている「物書き業」のフィールドに土足で踏み込まれたようなことがあって……あえて「己」を確かめるためのメモとしてまとめた。
 それをあえて転載したい。


本庄慧一郎の「反省ザルメモ」(2016・2)

 人間は――
 どんな(時代)に生まれたか?
 どんな(環境)で育ったか?
 どんな(生活)を営んだか?
 どんな(職業)で収入を得たか?
 どんな(種類)の人たちと群れたか?
 どんな(質)の時間を過ごしたか?
 どんな(意志)を培ってきたか?
 どんな(自己改革)に努めたか?

�’�齢60歳以後に、これらの「過去」が「作り直しのきかない人生の形」として、有無をいわさず顕在化する。
�△弔泙蝓△修譴召譴凌祐屬�「現在」は、その者の「過去」の「遺産」がすべて形づくったものなのだ。
�7覿匹�「運命という名の鋳型」を作ったのは自分自身――ということだ。



●そういえば――
 だいたい「同じような時代」を共に(といっても3、4年の年齢差はあるが)歩んできた人たちが、このところバタバタと亡くなったり、病気で苦しんでいたりする。

●そういえば――
 青島幸男・阿久悠・井上ひさし、市川森一、藤本義一……そして野坂昭如などの皆さん。(順不同)
 とりわけ親しくさせて頂いてきた桂小金治・小沢昭一・熊倉一雄さんも帰らぬ旅に立たれて……。
 そして、なかにし礼、大橋巨泉、永六輔の諸兄はひたすら闘病の日々を重ねているとか。

●それにしても――
 汚職の臭気のする「不明朗なカネ」に関わる元内閣府特命担当(経済財政政策担当)大臣甘利明の件。
 さらに、女性とのワル遊びで辞職した脱線国会議員宮崎謙介の件――どれもこれもトコトンうんざりである。

●そういえば――
 このヒトはいずれ崖を転げ落ちるのでは――と、予感する場面に何度も出会った。
 しかし、そのヒトをとどめたり引き戻したりするゆとりも術も力もなかった。
 「ああ、やっぱりなぁ!」と呟くより仕方なかった。

人生における成功の秘訣は、成功しなかった人々しか知らない。
                        ――コリンズ/イギリスの教育者



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ケイちゃんの目 ↓

「うしろ指」をさされない生きものたち

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— posted by 本庄慧一郎 at 04:19 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
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平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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