現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
小沢昭一『金金(カネカネ)節』CD発売
●そうえいば――
2005年6月、小沢昭一さんが新宿末広亭に、十日間連続出演した折のライブCDが発売された。
末広亭にはよく通っていた。高座に向かって右手の桟敷のとっぱな(一番前)を定席としていた。
昭ちゃんの「十日間出演」の際もその気でいた――けれど、初回は超満員で入場できず。
翌日、出直して、そんな例は一度もなかったが強引に「わが定席」に陣取った!
●小沢昭一さんとのおつきあいは半世紀以上になる。
彼が俳優座養成所を出て、劇団新人会を作った時からだ。
つまり、半世紀以上ということだ。
叔父で師匠の小沢不二夫(1912年〜1966年)が脚色を担当したニッポン放送の原作長谷川町子の『サザエさん』のオビ番組(1955年〜1965年)で、せっせと「代作」に励んだ。
サザエさんは劇団新派の女優だった市川寿美礼。波平役はあの東野英治郎。俳優座をはじめベテラン俳優がワキを固めた。
昭ちゃんはまだ「新人」で、つねにチョイ役ばかりで――。
その昭ちゃんに「酒屋のきくやさん」というレギュラー役を作って、感謝された。
●以後、小沢昭一さんの著作本、大量のCDなど(小生の小沢コレクションもあって)専用本棚は花ざかりだ。
●その昭ちゃんの『金金節』(作詞添田亜蝉坊)はケッ作である。
♪ 金だ金金 金金金だ。
金だ金金 この世は金だ。
皮肉たっぷりの歌詞を、昭ちゃんが絶唱する! 大爆笑だ! CD、きっとオモシロイぞ。
●それにしても――
地方議員から国会議員まで、そして政務活動費から税金・国費に関わることまで……どいつもこいつも(中にはマジメな人もいるか)意地汚く食い荒らしているね。
周囲の者には気づかれないと思って、ドブネズミやゴキブリのようにイヤらしくうごめいている。
どうぞ、神様仏様、意地汚い人間共に天罰を!
時はゆっくりと流れる
またかすかにみじろぎをする
戻れないふるさと
そして二度とない人生の日々――
人のこころを思う
人の哀しみに寄り添う
―― 五七五のめもらんだむ ――
◇ また事件 最高学府の 痴漢ども
◇ 責任とる? ど頭下げて それだけか
◇ 公金(かね)にたかる ゴキブリうじ虫 屁ひり虫
◇ TVバラエティ 図にのる奴らの 見本市
◇ いじめっこ 地獄に落ちるぞ 覚悟しろ
◇ 銃弾丸 つまりは人を殺す武器
◇ 半島の 北も南も スキャンダラス
◇ 半島の 南にはモノ言う人々がいて