「社会&芸能・つれづれ愚差」第535回(通算647回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露





胡散臭い(うさんくさい)ということ


●そういえば――
 「いい女」の「いい匂い」――
 これはもう、自慢げにペラペラ口外することではない。
 もちろん、パリ製の高価な香水の匂いでもない。ましてや化粧品の香りでもない。
 つまりは……とエラソーに構えるのは控えるとして、この際、あえて言いたいのは「胡散臭い」という「臭気」のことだ。

●そういえば――
 「無味無臭のテレビの画面から」その人物や場面から「匂い」を、あるいは「臭気」を感じることは出来る。
 さらに、実際にテレビや映画のスクリーンのシーンに合わせて「匂いをかもし出す」ことはたやすいという。
 たとえば、マリリン・モンローのベッドに「シャネルの5番」が甘ったるく香るとか――はカンタンなのだ。
 だが、場面転換で、次のドライブのガソリンの匂い……そして次の海辺の場面で潮風の香り……と重なるとあれこれの匂い、香りが重複して、たちまち「ゴミタメの臭気になる」という。

●そういえば――
 「無味無臭」のテレビの人物――政治家から、ワルはしゃぎだけのゲーノー人などに、「不快な臭気」を感じるとることがよくある。
 特別にその人間に何があったワケではない。言うなれば「虫が好かない」という動かし難い「直感」を感じる時だ。
 もちろん、先走って余計なことは口にしない。
 それでなくても最近のテレビには、政治の中枢に右往左往する者から、ニュース・ワイドショーなどでエラソーな面で屁理屈をのべる者。また、ただただ勝手にのぼせ上がっているとしか思えないタレントと称する者まで「?」マークの者がワンサといる。
 やがて、反社会的行為(淫行脱線行動/公金に関わるサギ横領等の事件/違法薬物に関わる事件)等、「やっぱりなぁ!」とひとり合点するケースは数かぎりなく続発する!

●そういえば――
 ただひたすら「視聴率」という名の「ルール」と「粛正」に有無もなく「淘汰」されてゆくテレビ業界人たち。彼らが担ぐミコシに群がるお調子者たちよ――
 ああ、! 今日もあいつも、こいつもうさん臭いなあ! と呟く。

 そんな「勝手な呟き」が、「現実になること」は楽しくも面白くもないのダ!







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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
橋の中央が「八の字型」に開いて大型船が通った――昔を見ている



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— posted by 本庄慧一郎 at 12:01 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第534回(通算646回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露





口先だけの言葉/根も葉もない言葉


●それにしても――
 アメリカの大統領トランプ氏と、北朝鮮の最高指導者キム氏――この両者の言葉の荒っぽいこと、粗雑なこと、そしてとことん幼稚なこと……街のアウトロー以下のレベルだね。
 一国を代表する者の知能レベルがこの程度なんて、まったく泣けるほど哀しい。
 まっとうな思考力のないヤカラの暴走は平和を破壊する!



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(朝日新聞2017年8月15日 夕刊より)


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(東京新聞2017年8月15日 夕刊より)




●それにしても――
 8月15日の「全国戦没者追悼式」――天皇陛下はそのメッセージの中で「深い反省」という言葉を(今年も)述べられた。
 一方、アベ首相は「アジア諸国への加害責任」には触れなかった。その政治姿勢に不純な二重構造を感じる。

●それにしても――
 以前、「反省ザル」――机に右手をおいて顔をうつむけ、悄然と立つサルが話題を集めた。
 あのサルは特に「反省」していたわけではなく、そんなポーズをさせられていただけだろう。
 「反省」というような思考の営みは、まっとうな人間だけが出来るモノだ。

●それにしても――
 アベ首相のメッセージに「反省の言葉」が欠落しているのは、現在の日本の国のリーダーとしての自覚に欠陥があるのか歴史認識に偏向があるのか、だろう。

●それにしても――
 とにかく、口先だけでパラパラと都合のいいコトだけを喋る男の言葉のウソっ臭さよ。
 カバもゾウも、ブタもイタチも、キツネもタヌキも知能程度は???だが、ヌケヌケとまことしやかなウソをつかないところが……いいと思うヨ。

●それにしても――
 サルやカバやブタは「反省」はしない。








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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
夏の神田川・寸景

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— posted by 本庄慧一郎 at 12:07 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第533回(通算645回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露





盛夏8月6日/9日/15日


●そういえば――
 「台風5号」という迷走台風がもたらす暴雨(豪雨)で、河川の氾濫などによる被害が伝えられている。家を、田畑を……職場を奪われた人々の労苦を思う。
 そして、醜聞腐臭フンプンの安倍政権の怪増(誤字訂正――改造)内閣。新任大臣、さっそくの「答弁は事前に官僚が用意した原稿を朗読するだけ……」と堂々と発言。
 安倍ソーリは「仕事人内閣」などとバカ言ってるが、「裏仕事人――」なんていう臭気もあるぜ。

●そういえば――
 盛夏8月6日の広島原爆被災日。9日は長崎だ。加えて15日は「太平洋戦争――日本敗戦の日」である。
 どんな賢い犬や猫や猿でも、書物や各種資料をひも解いて歴史を学ぼうとしない。いや、その英知(叡知)を持っていない。
 私たちが、いま海だ山だ。家族そろっての旅行などなどと、いい気になっていられるのも、「一にも二にも平和だからこそ」だ。
 「平和」というその絶対条件を堅持することの努力を失うようなことがあってはならない。

●そういえば――
 8月7日(月)ケーブルテレビ、チャンネルNECOで、日本映画「黒い雨」監督今村昌平(製作1988年)をあらためて観た。
 原作井伏鱒二。この人の作品の「山椒魚」とか「多甚古村」は以前にしっかり読んだ。
 井伏先生は荻窪に住んでいたので親しみをもっていた。また、あの太宰治が親しく慕っていたことも覚えている。
 この井伏鱒二は出身がヒロシマ――「黒い雨」という放射能雨が、いままた「目には確かめられぬモノ」となって人々のからだや暮らしに浸透しているようだ。
 「核のゴミ」を始末できない。地下に埋めても10万年はその害は消滅しない――? そんなモノを許す者たちがウヨウヨしている「現在」にただイライラする!

●そういえば――
 戦後72年――。多くの犠牲者たちの霊を礎(いしずえ)として築いた「平和の時代」――それをいいかげんな思慮なき者たちの行動で、この「平和」を打ち砕くよいな愚かしい行為を絶対に許してはなせない。


***

本棚から――「歴史に学ぶ」本たち


〈資料の本棚からの書籍〉


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<制作に加わった記録本>

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戦争の記録写真集『核の20世紀/訴える世界のヒバクシャ』(1997年刊)



●広告の制作時のアートディレクター波岡氏から「ぜひ力を貸してほしい」と要請があった。
「平和博物館を創る会」「日本原水爆被害者団体協議会」企画、編集の仕事だった。
「世界の被爆者、被曝者」の記録と実態をまとめる本、という。
 小生は、その膨大な記録写真のうち、厳選されたモノについて各国語の日本語訳を、さらに編集レイアウトに沿ってのリライトを――という担当だった。
 膨大な世界の被爆者、被曝者たちの記録写真に、まずぶちのめされた。そして体調をくずし寝込んだりしたが。
 とにかく、解説文から、編集レイアウトに合わせたキャプションをまとめた。家族たちの協力があって――責任をまっとうした。
 この『核の20世紀/訴える世界のヒバクシャ』は日本ジャーナリスト会議(JCJ)のJCJ賞を受賞(1996年度)をした。
 多くの心ある人々の「平和への思い」が結集したこの仕事は、小生のあれこれの物書き業の中で特に意味がある独自の仕事として関係者皆さんと素直によろこんだ。エラソーに言うつもりはない。職歴の一つの証拠としてラジオCM、TVCM作品など(企画・コピー・作詞・プロデュース)で日本をはじめアメリカ、ヨーロッパの賞を150余り受賞したが、この「JAC賞」は、チームの一員としてだが……格別の「賞」である。
 このずしりと手重りのする写真集『核の20世紀/訴える世界のヒバクシャ』は、本庄慧一郎(望田市郎)の物書き業としての「誇りある道標」である。

●8月6日、そして9日の広島・長崎の式典で、ヌケヌケと「平和」についてメッセージするアベ首相――「核兵器禁止条約」に批准しない――署名をしないこの男の欺瞞性が鼻持ちならない!


 






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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
館山の思い出

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— posted by 本庄慧一郎 at 02:38 pm  

「社会&芸能・つれづれ愚差」第532回(通算644回)


あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆トリオ 本庄慧一郎/みさき けい/深実一露





命あるものの、匂い、香り、そして悪臭。


●そういえば――
 前後のみさかいもなく、あれこれの常識めいたもの一切をかなぐり捨てて、その場に土下座して、ひたすら「お願いします!」と頭を下げたくなる女性(にょしょう)が……稀にいらっしゃる。
 もちろん男たる者、めったに土下座して頭を下げるなんてコトはしない。けど、そういうアクションをしたことはない――というのは、こりゃ、男としては不幸だというコトでもあるのじゃない?

●そういえば――
 猫には猫の、犬には犬の……そして、人間たる男にも、女にもそれぞれ固有の匂いがある。
 最近「香害」とやらで、過度の匂いや香りが問題になっている。
 夜の巷の(たとえば新宿歌舞伎町などの)おイロ気遊びの店などでは、ホステスのキツイ匂いの香水が客の男に移り、その香りが原因で夫婦不和……なんてコトはザラにあるね。「いい女」の匂いや香りというものは、特にコレといったキツイ匂いや香りではない。ワカル者にはワカル。鈍感な奴にはまったくわからないのだよ。

●そういえば――
 舟木一夫のヒット歌謡の「学園もの」とは別物の政治首脳の連中がらみの「学園もの――森友、加計など」にかかわる大臣やその関係役人たちの「異臭」はむしろ「悪臭」として社会に充満したね。
 それは、現内閣不支持率として現実化する主因となった。
 そして、今回の第3次安倍第3次改造内閣という、これまた腐臭フンプンたる作業に連動しているぜ。

●それにしても――
 ワケ知り顔の政治ヒョーロン家たちの解説は、ナンセンスそのものだが――自民党の派閥だの○○派だのと、不明朗と腐臭にまみれたワケ知り顔の「分析」などなど、ずばり「語るに落ちる」阿呆コメントそのものだ。
 その政府と自民党にかかわる内部事情と構造は、街のダニとくくられるヤクザ集団の主導権争いそのものだよ。
 いや、イザの時にはイノチをかける彼らと違って、政治屋たちは「ヒン曲がった自己合理化」を駆使してさっさと逃げるがね。

●そういえば――
 大きな声で言ったことがないが、「やましい」「いかがわしい」「うさん臭い」といった人間はマスコミ芸能界にも、うんざりするほどウヨウヨしていた。
 いくら上等のスーツをまとっていても、高価なアクセサリーで身をかざっても……言葉遣いやマナーは申し分なくても、つまるところ「うさん臭い――生きものとしての悪臭」はしっかりと判別できるぜ。

●そういえば――
 本庄慧一郎(望田市郎)は、正直、ぶっちゃけて言えば「神経質で小心者で、自己中心的で……つまりはヨワムシ」と自己分析してきた。
 でも、芸能・テレビ等のマスコミ業界では「協調性がある」「親和力がある」などと、ワリとヒョーバンがよかったのは事実。でも、それもこれも、小面倒なヘンな奴と関わるのがとことんイヤで、過度の自己防衛本能で身固めしたせいだよ。

●そういえば――
 やっぱり「人間としての心の根っこが腐っている者は、とんでもなくイヤな悪臭がある」と断言する――と、あらためて声を大にして言う!

●そういえば――
「男の5大臭を消す」と喚く化粧品(?)のCMがあったが、「男たちの浅はかで俗っぽい欲の根源を絶つ!」という薬効のある製品は出来ないのかね。
 え?「強力ゴキブリ退治」のスプレーで間に合わせろ?
 ソレじゃ効果がないから頼んでるんだけど。
 それにしても近頃の女性議員たちもまた――手に負えないほどにヒドイのがいるねぇ。ああ。

●それにしても――
 今回の「内閣改造」というのは――「街のダニ」と称されているコワイおじさん集団の(たとえば)「小頭」を決めるようなうさん臭さがずっとつきまとっている。
 当事者たちも、周囲でガヤガヤ言っている「ワケ知り顔」の連中も、「良識ある国民」とはほど遠い「とんでもないズレ」にうす汚れていると思いません?

 正直――あの風景って「汚水沼のワル猿たちのサバイバル」と思えてなりませんよ!









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ケイちゃんの目 ↓

Scenes of memories
館山見物海岸/家族で遊んだ海



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— posted by 本庄慧一郎 at 12:08 pm  


*** お知らせ ***
自主CDを制作
21.1:130:128:0:0::center:0:1::
平和を願う歌
「鳥になれたらいいね」
総合プロデュース:本庄慧一郎
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