あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
コピー:本庄慧一郎/イラスト:木佐森隆平
「排他」と「排除」と
●そういえば――
3週間前(10月6日)の当ブログ

『我利我欲 保身に「排他」の タレ眼顔』
と書いた。
そして、選挙の結果――「希望の党 全敗」とかで、コイケさんが足元を乱してオタオタしているようだ。
●そういえば――
その原因は、「希望の党」に合流しようとしている諸氏に対して「ダレでもどうぞというわけではない。排除すべき者は排除する……」(うんぬん)と語った。その「排除」というコトバが問題視された――。
●そういえば――
あのコイケさん、以前から外来語(カタカナ語)をよく口にしていた。
(東京新聞2017年10月2日夕刊より)
●そういえば――
かつて――若い頃、文学サークルでワイワイやっていた頃、やたら知ったかぶりの者が「アウフヘーベン」なんて単語を得意になって口走っていたなぁ。
●そういえば――
一時、ムキになってやっていた広告・TVCM制作ギョーカイでは、カタカナ語の大ハンランでね。
「クリエーター」なんてコトバは、アメリカ人に「イエスさんのことか?」なんて質問された時代もあったゼ。
(雑誌「ブレーン」昭和54年3月号 宣伝会議刊より)
(雑誌「ブレーン」昭和56年3月号 宣伝会議刊より)
(雑誌「ブレーン」昭和58年6月号 宣伝会議刊より)
●そういえば――
広告業界誌『ブレーン』や『宣伝会議』などにはイロイロ書いた。(関連ブログ記事はコチラ

●そういえば――
冒頭の自己紹介文にも書いたけど、とにかく日本語ばっかりにこだわって、大量の原稿用紙のマス目を埋めてきた。
●そういえば――
『我利我欲 保身に「排他」の タレ眼顔』
コレは、コイケさんのことだったけど、彼女の「問題視」されたコトバは「排除」でした――広辞苑ではこの単語の意味は、さして変わりはないけどネ。
●そういえば――
最近、クルマの日産・神戸製鋼などまたぞろ、製造過程でのルール違反問題が発生しているネ。
両社のTVCMや社歌などの制作を請けたこともある。
そして、広告代理店のあの(!)電通――もうムカシのことだけど。
詩人中原中也じゃないけれど、「思えば遠くへ来たものだ」!
やさしい言葉で相手を征服できない者は、
きつい言葉でも征服できない。
――アントン・チェーホフ(1860〜1904)
ケイちゃんの目 ↓
Scenes of memories
あの日の浅草
あの日の浅草