あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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6月19日――太宰治。
●そういえば――
その才能を惜しまれた太宰治の「桜桃忌」は命日6月19日。
太宰治が尊敬していた檀一雄宅が練馬の石神井で子息の太郎さん(ふみさんの兄上)ともずっと親しかった。
●そういえば――
太宰治は1909(明治2)年生まれ。青森県の素封家の出身だったらしいが――。
●そういえば――
なにはともあれ「物書き業で生活できれば」で、なんとかやってきたぼくとしては、「作家太宰治の生き方」に、ただ恐れ入るばかり。いや、正直「怯むばかり」で。
●そういえば――
ノートもエンピツさえ満足に無い時代から「物書き業」をめざして歩きはじめ――いま、「電子書籍」と大きく関わっている。
「爆死か餓死か」のあの時代(昭和20年/1945)を挟んだ10年間、15年間を……忘れない。
●そういえば――
やはり「太宰治/桜桃忌」を迎えるとき、いつもさまざまな思いにとらわれる――。
「凡人凡才には、それなりの生き方がある」とか。
三鷹 禅林寺の墓
この道、太宰治も歩いたか
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