あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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ザバの生き腐れ/人間の生き腐れ。
●そういえば――
「アシが早い」というコトバがある。短距離の選手のことではない。
「腐りやすい食物のこと」をいう。
●そういえば――
「サバの生き腐れ」という。これは「まだ新鮮に見えるサバは、見た目と異なり、中身はさっさと腐ったりする」ということだ――つまり「アシが早い」シロモノということだね。
●そういえば――
政治に関わる者たちの「人間劣化」(権力乱用、公金私物化、常軌逸脱などなど)もう、手に負えない。にもかかわらず、国民――選挙民たちの思慮、感性の鈍化で改革、阻止できないいらだたしさよ。
●そういえば――
大手企業と称される集合体も、もともとは営利目的の人間集団。自動車メーカーをはじめ製鉄製鋼メーカーなどの品質検査基準をズラしたりしての不正行為が続々と摘発され露見している。
今回の「免震・制振システム」の大手企業KYBなど、重要な業種の不正行為は枚挙にいとまがない。
●そういえば――
人間にも「サバの生き腐れ」同様の現象は多発する。そういった体質の人間が蝟集する企業体は当然腐蝕することになる。
いや、その種の人間が政治や公共機関にも侵犯しているのだ。
テレビ芸能業界などの「成り上がり者集団」にも同系同質の人間が多い。
「サバの生き腐れ。人間の生き腐れ! ああ!」
●そういえば――
「人生100年時代」というが、人間としてのまっとうな基本的資質を欠いた(すでにその根幹が立ち枯れている)者が、横行しているこの時代――ガマンならない! と思いませんか?
***
イラスト:やっぱっぱだいすけ
ニコヤンの目↓
Scenes of memories
あの日の愛宕神社と山王神社
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