あらめておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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思えば遠くへ来たもんだ。
●詩人中原中也の詩歌「頑是ない歌」の一節である。しかし、この詩人は享年30歳の短命だった。
そして自分は「(戦争中の)爆死か(食糧とてなく)餓死か」の少年期を必死に生き永らえて……「令和」とやらの現在に至る。
それにつけても 自称、波乱万丈――くだばることなく、よくも生きてきたもンだ。
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(東京新聞2019年3月25日朝刊より)
開局準備にキリキリ舞いする新宿区河田町のフジテレビのスタジオを右往左往していた。試験放送にテンテコ舞いのスタッフに協力して……ドラマの脚本を書いた。
演出は叔父の小沢效だった。
それにつけても 放送局といえば既存のNHKしかなく、民放はラジオがスタートしていて(後追いのTV局もフジと前後してスタートしたが)とにかく、「新時代の始まり」だった。
●VTRなどはなく、すべて「ぶっつけ本番」の現場は、ケンカ腰の熱気に満ちていて……とにかくエキサイティングだった。
本放送でもオン・エアされた「ヒゲ侍と花嫁」(
新聞記事より)
それにつけても あれから60年だぜ。いや、本庄クンとしては若年ながら「ホン書き業」は先行する民放ラジオで実作していたから……とにかくキャリアは長いゼ――ということだ。
●以来、放送作家をスタートした時点から広告(TVCM)の企画、コピー、作詞、音楽制作、ラジオCM制作等、ガムシャラにやったネ。
それにつけても どれもこれもが「消費されてゆくもの」がイヤになって、「活字の本」にこだわるようになって。書き下ろし時代小説や評論集などに転身した。
それにしても よく働いた。書いた――。当然、「もの書き業OFF」になってもいいのだが、とにかく新しい時代の「電子書籍」で、またせっせと書籍の企画や執筆に専心してます!
ボクらの仕事は誰かと競うことではなく、しょせん「マイ・ペース」なのダ!
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