現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
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石田波郷の句。
波郷さんは、練馬区の谷原に住んでいらっしゃったことがある。
波郷句集は、折にふれてひもとく。
「綿虫やそこは屍(かばね)の出でゆく門 ――石田波郷」
結核で清瀬の病院と縁が切れなかったお人だ。
私の母親も清瀬の病院で38歳で逝った。
そのせいもあるかもしれない。上掲の句が忘れられない。
好きで足しげく深大寺に通った。
その墓地に波郷さんの墓がある。(享年56歳)
現在、新型コロナウイルス感染症禍で、突然死去する者が続出している。結核と同様に「肺」をやられる。
それにつけても(前回も書いたが)大量殺人破壊兵器を製造して得意顔をしているトランプなる男もなす術もなくウロウロしている。「愚かしい人間」の象徴だ。
新型コロナウイルス感染症で逝った人の顔は、近親者も見ることが出来ないという。残酷な戦場での爆死と同じ惨状だ。
「現代の悲劇」というしかない。
「いつも来る綿虫のころ深大寺 ――石田波郷」
本庄慧一郎(望田市郎/本庄一郎)
作品コレクションシリーズ
「ふれあい音頭」
作詞:望田市郎 作曲:石田勝範 歌:新沼謙治
「ふれあい音頭」
ふれあい あい あい あい
さてな さてな それ
よい よい よい
花はほほえむ(さて)山桜
辛い季節を耐えて咲く
人もいつかは花になる(ヨイショ)
辛い季節を ああ 越えて咲く
ふれあい あい あい あい
さてな さてな それ
よい よい よい
人は情けで(さて)北上川の
時の流れは南部富士
も一度会いたい人がいて(ヨイショ)
熱い想いの花巻温泉
ふれあい あい あい あい
さてな さてな それ
よい よい よい
切ない日もある(さて)泣けた日も
押してダメなら 引いてみる
生きててよかった その笑顔(ヨイショ)
達者がなにより 手拍子揃え
ふれあい あい あい あい
さてな さてな それ
よい よい よい
こころほぐれる(さて)味がある
しみじみひろがる ふるさとの
気立ていいこの 優しさが(ヨイショ)
そのまま味に ああ なったとさ
ふれあい いい味
巖手屋 巖手屋 それ
よい よい よい
「拝啓あなたへ」
作詞:望田市郎 作曲:石田勝範 歌:新沼謙治
「拝啓あなたへ」
風がまぶしくなりました
あなたの笑顔を思い出す
すぐに帰ると言いながら
いつしか季節が過ぎました
疲れたら素直になって帰っておいでよ
さあ、この町は
人は優しさに憧れて
人はふるさと捨てられない
都会じゃ青空も三角だって
あなたの手紙にありました
辛い思いをしてますか
みんなで心配しています
たまにはこどものように
甘えにおいでよ
生まれた町へ
人は好きな歌忘れない
人はふるさと捨てられない
みんな明日を思うから
誰もがいつかは旅支度
けれど思うにまかせない
せかずにやろうよのんびりと
かるい気持ちで帰っておいでよ
育った町へ
人はいい夢を育てつつ
人はふるさと捨てられない
味わいほろりとやさしくて
ふるさとの味
巖手屋〜
あの日の深大寺
各書店の余美太伊堂文庫のページへとびます。

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