現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
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●テレビという「時代の回り舞台」。
「テレビタレント」と称される者は、例外なく出演番組の視聴率の数字で運命が決まる。つまり、才能の本質や将来の可能性の有無より、現段階の「視聴率への貢献度」がすべてなのだ。
いや、番組に関わる脚本家、放送作家なる者も同断である。
テレビ局の制作スタッフも「高視聴率」に貢献しない者は冷遇される。
●活字本はカタチとして残る。
ラジオ・テレビは電波メディア。
しょせん「消耗される物」として不満をもち、その後「文庫書き下ろし時代小説」などの本を書いた。(計数十冊?)
電波の仕事の現場スタッフは、それこそン十人というプロジェクト。
その点、書籍はシンプルで、わずらわしさがないのがなにより。しかも「書籍」というカタチで存在し続ける。
●文章を書くという作業。
文庫本一冊は400字原稿用紙300〜350枚ほど。物語の時代、主題、具体的人物等々。そしてエンターテインメントとしてのストーリー等々。
さらに、売れ行きの結果がNEXTにつながる――。
「活字としてそのまま記録されて、それが商品」という仕事は「消えもの電波」の仕事をしてきた者には、満足できるものだった。
それにつけても 振り返れば、放送作家から出発して、コピーライター主体のCM制作が前後20年余。その後の時代小説の仕事も面白かった。そして現在の電子書籍と……「汗かき・物書き・六十年」と、「秋田長持唄」を口ずさんでのマイペースで暮らしています。ハイ。
本庄慧一郎(望田市郎/本庄一郎)
作品コレクションシリーズ
作詞:望田市郎 作曲:石田勝範
「大いなる明日に」
いつか季節は さざめいて
そして季節は すぎてゆく
荒野の道は けわしいけれど
人は誰もが 花を だいた旅人
好きな歌を うたっていれば
どこまでも 歩いてゆける
大いなる 明日に出会うまで
ときにこころを 雨がうつ
そしてからだを 風が刺す
見知らぬ時は 冷たいけれど
人は誰もが 夢を だいた旅人
好きな歌を うたっていれば
どこまでも 歩いてゆける
熱いいのち 燃やしつづけて
いつも夜あけは きらめいて
そしてあらたな 陽がのぼる
ほぐれる時に めざめる鳥よ
人は誰でも 希望 だいた旅人
好きな歌を うたっていれば
どこまでも 歩いてゆける
ゆたかなる 愛に出会うまで
あの日の街歩き
各書店の余美太伊堂文庫のページへとびます。

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