あらためておのれの履歴をふり返ってみると、半世紀あまり一貫して日本語を素材にした仕事(ラジオ・テレビ・構成台本/舞台脚本/TVCMプロデユース・企画・COPY/時代小説・現代小説/五七五・評論集・エッセイ等)をしてきた。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
現在の書斎は、古書店の倉庫のようで「創作の遊園地」になっている。
●執筆スタッフ 本庄慧一郎(望田市郎)/みさき けい/深実一露
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価値ある劇作家/連名プレート
●演劇・映画を牽引したプロ作家集団。
1945年――「敗戦」という無惨な状況から立ち直るパワーを担ったのは、演劇・映画等の芸能復活を牽引した当時の劇作家やシナリオライターたちだった。
この「鬼の会/連名プレート」は、その作家たちの連名である。
●演劇道場「むさしの演劇ゼミナール」
ぼくの「物書き業」の師であり叔父でもある、劇作家小沢不二夫が練馬区関町の自宅に建てたのが「むさしの演劇ゼミナールスタジオ」だった。
現役俳優・SKD(松竹歌劇団)OB、新人たちなどが集まった。
民放ラジオ局に続いてテレビの始動――みんなハツラツとしていた時代だ。
●「鬼の会」のメンバーのバリューは超ド級だった!
まず当時は、小説よりも舞台脚本を優先していた池波正太郎先生がいる。
名作「鐘の鳴る丘」や「君の名は」の菊田一夫先生いる。
日本演劇界の天皇とよばれた北條秀司先生がいる。
そして名作「また逢う日まで」のシナリオを書いた水木洋子先生と、新作歌舞伎の脚本でも注目を集めた宇野信夫先生がいらっしゃる……。
劇作・脚本をめざす若者には、ガタガタふるえがくるような先生方であった。
●叔父小沢不二夫は50代半ばで逝った――やはり当時の平均寿命は短命だった。
「作家見習い生」だったぼくは、このメンバーのほとんどの先生方にじかにお会いしている!
その緊張感や畏敬の念は、ずっとぼくの物書き人生の原動力になってきた――。
そして、この会には参加していないが、劇作家の三好十郎先生――。
それにつけても 一生ものの仕事を後押ししてくれる「魅力ある先輩たち」――そういう先輩や畏敬できる先生方に出会えないのは、不運といえるなあ!
***
イラスト:やっぱっぱだいすけ
ニコヤンの目↓
Scenes of memories
あの頃の浅草の「密」
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